ここ10年でスマホが急速に普及しました。
それまでのスタンダードだったガラケーは消えつつあります。
外で手軽にインターネットができるなんて10年前にはありえなかったことです。
スマホを使うには3大キャリアのドコモ、ソフトバンク、auと契約する必要がありますよね。
それ以外に格安simという選択肢もあります。
2019年の通信サービスの利用動向調査(MMD研究所)によると、格安simをメインで利用している人は12.3%でした。
格安simの認知度は9割近くあるにも関わらず、意外と少ないんだなと感じました。
「格安sim」という言葉は知っているけど、イマイチどこがいいのかわからないという人も多いようです。
そこで、今回は格安simについてわたしの偏見で語ってみたいと思います。
格安simのどこがいいの?
格安simのメリットは3つあります。
料金が安い
一番のメリットはキャリアでは考えられない金額の安さです。
わたしが今利用しているサービスは月1500円ぐらいです。
ただし、端末代は含んでいなくて、一番安いコースです。
それでも、キャリアには無い料金です。
サービス内容がシンプルでわかりやすい
ソフトバンクを利用していたとき、利用明細を見てみると○○割というのがいっぱいあって内容がよくわかりませんでした。
「何をどう計算したらこの請求金額になるんだ?」という感じでした。
○○割というのがいくつかあるとお得なように感じますが、よくわからないという軽いストレスのほうが大きかったです。
これに対し、格安simはシンプルです。音声+データ通信で○○円という感じです。
ただし、通話料は別途発生します。
契約期間の縛りが緩い
大手キャリアで契約すると2年間使い続けないといけないという縛りがあります。
しかも、3年目以降も続けようとしてもまたそこから2年縛りになります。
これに対し、格安sim業者の場合は縛りが無かったり、緩かったりします。
たとえば、わたしが使っているマイネオは契約期間の縛りはありません。
ただし、開始から1年以内に別のキャリアへ移るときにMNP(携帯電話番号の持ち出し)を利用する場合は11,500円の転出料がかかります。
実質上の縛りみたいなものですが、2年縛りに比べると緩いですよね。
ちなみに1年以降にMNPをする場合は転出料は2,000円です。
格安simのデメリット
ここまでは格安simのメリットを伝えてきましたが、デメリットもあります。
キャリアメールがつかえない
ガラケーのときからずっと大手キャリアを使い続けている場合、メールアドレスはキャリアメールという人も多いんじゃないでしょうか。
大手キャリアを解約すると、今まで使っていたメールアドレスが使えなくなります。
でも、今はGoogleのGメールやヤフーのヤフーメールでアカウント登録すれば、無料でメールアドレスをゲットできます。
ただし、メールの相手にアドレスが変わったことを伝えないといけませんけどね。
ショップが少ない
大手キャリアは街のあちこちにショップがあるので、何かあればそこに行けば対応してもらえます。
それに比べて、格安sim業者のショップは圧倒的に数が少ないというのがデメリットと言えます。
わからないことやトラブルがあったとしても基本的にはインターネットなどで調べて自分で対処しないといけません。
一応、サポートセンターはちゃんとありますよ。
混雑時はつながりにくいこともありますけどね。
機械オンチで全てお任せしたいという人には格安simは向かないと言えますね。
光回線と併用すればギガを気にしなくていい
スマホが普及した今の時代、家にパソコンが無く、光回線などの家庭用インターネットサービスも利用していないという人が多いようです。
わたしは格安simのほか、家庭用インターネットサービスも利用しています。
動画などのギガを食うものは家でWifiにつなげて見るようにしています。
こうすればギガはほとんど気にしなくていいし、家なのでパソコンも使えます。
格安simと家庭用インターネットを合わせても5000円台で済んでいます。
人生を変えていくためにはインターネットでの情報収集は欠かせません。
節約できる部分とお金をかけるべき部分を見極めていくことはとても大切です。