夢って不思議ですよね。
朝、夢から覚めて目を開けるとしばらく夢の内容を回想します。
でも、ほとんどその日のうちに忘れてしまっているようです。
生まれてからこれまで何度も見てきたはずなのにほとんど覚えていません。
でも、いくつかの夢はずっと記憶にあります。
わたしがよく覚えている夢は、自分が空を飛ぶ夢です。
空を飛んでいる夢って時々見るんですよね。
でも、わたしが見る空を飛ぶ夢は、ドラゴンボールに出てくる武空術のように自在に飛び回るようなものではありません。
どちらかというと空を飛んでいることに戸惑っていることばかりなんです。
飛べていることへの不安
夢を見ているときは現実にあり得ないことが多いですよね。
でも、夢の中の自分はそれが夢ではなく現実だと信じこんでいます。
自分が空を飛んでいたとしても疑うことなく、それが現実だと信じ込んでいるから不思議だ。
鳥のように空を自由に飛び回ればとても気持ちがいいんでしょうけど、夢の中で空を飛んでいる自分はいつも戸惑ってばかりです。
ある日の夢では斜め前にジャンプすると地上から2メートルぐらいのところをフワフワと前に進んでいきます。
でも、少しずつ下降しながら、20メートルぐらい進んだところで着地。
それからまたジャンプしての繰り返しです。
そして、別の夢ではすごく高いところまでジャンプできて、眼下に山脈を見下ろしています。
このときは、さすがに大きな不安がよぎりました。
なぜ自分が飛べているのかわからないからです。
もしかして次の瞬間、急に飛べなくなって真っ逆さまに落下してしまうんじゃないだろうかと考えてしまいます。
なので、少し下降しながら着地できる場所を探してました。
こんな感じで、地上から2メートルだったり、高く飛べても着地点を探したりと、なんとも窮屈な空飛ぶ夢ばかりです。
空を飛ぶ夢が精神の状態となにかしらの関係があるのかもしれないと思い、インターネットで調べてみました。
一人で 空を飛ぶ夢
夢の中のわたしはいつも一人で空を飛んでいます。
一人で空を飛んでいる夢は自立心があるということを暗示しているそうです。
ああ、そういえば勤めていた会社を辞めたのもそういうことだったのかなぁ。
飛べているにもかかわらず、いつも不安でついつい着地点を探して下降してしまいます。
自立したいけど、怖いという自分の本音が見えてきました。
基本的にわたしは怖がりなので。
以前はこんな自分の性格に嫌気がさしていましたが、今はずいぶんポジティブにとらえられるようになりました。
恐怖心が無かったら急に飛べなくなったとき、再起不能になってしまいますからね。
自分の本音を認めたうえでそれをどう克服していくのかが、人生をいい方向に変えていくためにとても大切だと思っています。