数年前に、アニメ「進撃の巨人」が日本で大ブームでしたよね。
休止期はありますが、今なおテレビ放送でストーリーが続いているアニメです。
漫画をほとんど読まないわたしは当時、「進撃の巨人」なるものが話題みたいだけど、何なんだろう?と思っていました。
正直、まず、「巨人」っていう表現が「ダサい」と思っていました (^_^;)
たとえば、ガンダムというロボットアニメでは劇中で「ロボット」ではなく、「モビルスーツ」と表現されています。
意味はほとんど同じなのに「ロボット」だとダサいけど、「モビルスーツ」だとなんだかカッコイイですよね。
それがストレートに「巨人」?って思ってましたが、気になったので第1話を見てみました。
第1話は、不気味な巨人に人が食べられるというとてもショッキングなシーンで終了します。
あのシーンを初めてみたほとんどの人は絶句し、見終わった後もしばらく頭から離れなかったのではないでしょうか。
「巨人」という「ダサさ」、そして、「人が食べられる」という「タブー」。
漫画やアニメを制作する側の観点からすると、これらは普通、避ける場合が多いのではないでしょうか。
「誰もやりたがらないことをする」というのは、成功法則の話ではよく出てくる言葉です。
「進撃の巨人」の中にはこういった成功法則がちりばめられていると感じました。
また、各キャラクターのセリフにも成功するためのヒントが多く見受けられます。
わたしが一番心に残っているシーンは、あのメッチャ強いリヴァイが調査兵団に入団し、初めて壁外調査に出た時です。
大切な仲間が巨人に殺され、打ちひしがれているリヴァイに、団長のエルヴィン・スミスが言った言葉です。
ちょっと長いんですけど。
「よせ、後悔をするな。後悔の記憶は次の決断を鈍らせる。そして決断を他人に委ねようとするだろう。そうなれば、あとは死ぬだけだ。結果など誰にもわからないのだ。一つの決断を次の決断のための材料にして初めて意味を持つ。」
という言葉です。
このブログを始めたきっかけは、人生を変えたいと思ったからです。
まあ、別にブログ書いてるから人生がかわるわけではなく、なにかしらのヒントにならないかなという程度ですけど。
以前のわたしは、ほとんど自分で考えて行動していなかったんです。
友達とおいしいものを食べに行くときも、「何が食べたい?」と聞かれ、「なんでもいいよ。好き嫌い無いし。」みたいな。
いつのまにか、仕事も生活も全部こんな感じで決断を人任せにしちゃってたんですね。
何かを決断する必要にせまられたら、誰かに「どっちがいいと思う?」と、すぐに答えを欲しがっていたように思います。
未来がどうなるかなんて誰にもわかるわけがありません。
思考を放棄してしまう、つまり自分で何も考えることをしない、、、
これでは、いつまでたっても人生は変わらないでしょう。
これに気づき始めた時のわたしに、エルヴィンのセリフは深く心に響きました。
「進撃の巨人」の作者の諌山創さんって、成功法則の勉強とかしていたのかなぁ。
いずれにしても、第1話以降、わたしは「進撃の巨人」にドはまりしました 笑