今から約30年前の平成元年に日本で消費税が導入されました。導入当時は3%でした。
そして、5%、8%と徐々に上がっていき、ついに10%まで来ました。
その間、日本国内の出生率が落ちる一方、高齢者は増え続けています。
「失われた30年」と言われていますが、じきに「失われた40年」になるとも言われています。
日本が長い暗黒トンネルを抜ける気配はほとんどありませんよね。
ところが、そんな過酷な状況のなかでも幸せに暮らしている人たちはたくさんいます。
わたし個人のトンネルもまだまだ続きそうですが、抜け出すための方法を試行錯誤しています。
長いトンネルを抜け出すために、逆境力を鍛えるというのも1つの手です。
逆境力を鍛えるには?
意思の強い人なら根性で逆境を突破するんでしょうが、わたしはそこまで意思が強い人間ではありません。
今までは意思の強い人間であろうと思い続けてきましたが、いまだに意思が弱いままです。
今では、まず自分は意思が弱い人間なんだということを認識することが大切だと思っています。
それを認めたうえで、逆境力を高めるための対策を打っていくわけです。
とにかく練習
トンネルを抜け出すには目標を決めなければいけません。
トンネルは1本道のように思ってしまいますが、迷路になっています。
闇雲にまっすぐ進んでも出口があるとは限りません。
目標を決めて進んでいく必要があります。目標を定めたらあとは練習です。
わたしはいつも練習する前にいろいろ考えすぎてしまう癖があります。
「これを始めてもうまくいかないんじゃないか」、「もっと別の方法を探したほうがいいんじゃないか」、などと考えすぎてしまって全く動けなくなります。
そうではなく、とりあえず練習する。練習していくと楽しくなってくることもあります。
「作業興奮」というやつですね。
わたしは、「楽しいから練習する」ではなく、「練習するから楽しくなる」という考えでいるようにしています。
キュレーターを探す
情報を収集し、ユーザーと共有している人たちがいます。
こういった人はキュレーターと呼ばれています。
インターネットなどでこういった人たちに注目することで自分の情報量も高まっていきます。
たとえば、テレビでもときどき見かける勝間和代さんです。
正直言って、わたしの目には気が強そうに映ってちょっと苦手なタイプに見えましたが、最近印象が変わりました。
youtubeでチャンネルを開設されていたので見てみたところ、テレビで出ている雰囲気とは違い、とても温和な印象を受けました。
発信している内容も具体的でわかりやすかったです。
自分の生活の中に取り入れて実践していけば人生を変えられるんじゃないかと思えるものが多いです。
インターネットが普及した現在は成功している人のノウハウが無料で手に入る時代です。
自分に合ったキュレーターを見つけて実践すれば、逆境力が高まり、トンネルを早く抜け出せるはずです。
不安を紙に書きだす
長いトンネルを進んでいると一人になることもあります。
誰かが寄り添ってくれるととても安心できますが、一人で進んでいかないといけないときもあると思います。
そうなると、やっぱり心細くなってどうしようもない不安に押しつぶされそうになります。
そんなときは、心の中にある不安をすべて紙に書きだすという方法もあります。
わたしは紙に書いただけで何が変わるというんだろうと、ちょっと疑っていました。
でも、この方法はメンタルライティングという名前もついていて、日記などに不安を書きだしたところ、ポジティブな気分が10%上昇したという実験結果もあるそうです。
わたしはこれまで書くという習慣がほとんどありませんでした。
でも最近は、書くという行動は逆境力が鍛えられることで人生を好転させるヒントになるんじゃないかと思っています。
いろんな方法を試して試行錯誤して逆境力を高めていけば、やがて長くて暗いトンネルでも、出口が見えてくるんじゃないでしょうか。