わたし、知らなかったんですけど、「好き避け」って言葉があるみたいですね。
好きな人がいても、ついつい避ける行動をしてしまう。
若い人たちの間では常識みたいなんですけど。
知らなかったのは、わたしはもう若くないということなんでしょうね・・・。
その言葉を知らなかったとしても、意味はわかります。
わたしも好き避けな性格だからです。
もう、反射的に避けてしまいますね。
こんな行動をずっととっていたので、いい結末になることはありませんでした。
もっと自分に素直になれたらいいんでしょうけど、なかなかそううまくはいきません。
好き避けを直すにはどうすればいいんでしょうかね。
好き避けしてしまうのはなぜ?
好き避けを直すには、好き避けをしてしまう理由をよく考えてみることが大切です。
万全の状態じゃないと思っている
「今日は髪型がいい感じにキマっていない」、「いつもよりも肌が荒れている」など、自分の見た目が万全じゃない時って、好きな人にはあまり近づきたくありませんよね。
好きな人と話すときは、自分の見た目が完璧じゃないと不安になってしまいます。
ダサいやつと思われたら嫌われてしまうと思うからです。
以前のわたしは完璧主義な性格だったので、こういったジレンマにおちいることが多かったです。
「今日の自分はイマイチだからまた今度」ということが続き、好きな人を避け続けてしまいます。
良くない想像をしてしまう
好きな人を前にすると、うれしい反面、やっぱり緊張してしまいますよね。
必死で平静を保とうとしますが、うまく話さないといけないと思っているので、内心では焦りまくっています。
もしトークでしくじってしまったら、やっぱりダサいやつと思われてしまうかも・・・。
失敗してしまうことを恐れてしまいます。
怖くなると好きな人を避けてしまう、というより逃げてしまう感じでしょうか。
追いかけてきてほしい
誰でもモテたいという気持ちはありますよね。
もしも、自分が好きな人からモテたとしたらメチャクチャうれしいですよね。
できれば、追いかけるよりも追いかけられたい。
特に女性の場合はこういう人が多いんじゃないでしょうか。
追いかけてきてほしいから、あえてこちらから近づくことはしない。
こういうプライドも好き避けになってしまう原因の1つになります。
好き避けを直すには?
「今日の自分は完璧じゃない」、「面白い話ができなかったら嫌われそう」、「あえてそっけない素振りをしていれば向こうから来てくれるはず」といったような考え方が好き避けをしてしまう原因になります。
基本的にこういった考え方をしていてもよい結果になることは少ないでしょう。
なぜかというと、好き避けというのは、自分が背伸びをしすぎているからです。
仮に好きな人と結ばれたとしても、その後が大変です。
今までは思いっきり背伸びした自分しか見せてこなかったわけです。
一緒になったあとは、素の自分を見せることも多くなっていきます。
そのギャップが大きければ大きいほど、相手の印象が悪くなってしまいます。
それよりも、初めから等身大の自分で接しているほうが長くいい関係を築いていくことができます。
そうは言っても一緒になれるまでのハードルは確かに高いですよね。
等身大の自分のまま、好きな人に好印象を与えるにはどうすればいいんでしょうか?
挨拶する
見た目を良くすることは大切です。
それに加え、行動によるアプローチをしていくと相手の心をつかみやすくなります。
意外と見落としがちなのが挨拶です。挨拶ひとつで印象は大きく変わります。
やり方は小さい頃、学校で習ったとおりです。相手の目を見て笑顔で挨拶するということです。
これをしっかりできている人って結構少ないんですよね。
できている人が少ないからこそ、しっかり挨拶ができると際立つわけです。
話す内容よりも回数
自分は面白い話もできないし、コミュニケーションが苦手だからといって好き避けするのはもったいないです。
コミュニケーションが苦手でも、アプローチする方法はあります。
面白い話や楽しい話を1回するよりも、短い雑談を数回するほうが効果的です。
すれ違いざまに、「今日は暑いね」とか、「今日お昼何食べたの?」とか1分とか2分で終わる会話でもOKです。
話が盛り上がればそれはそれでOKですし。
いきなりホームランを狙うのではなく、地味なヒットを打っていく感じですね。
こうやって、挨拶や短い会話で接触回数を増やしていけば、相手にいい印象をもってもらうことができます。
好き避けを卒業し、背伸びしすぎないようにしていれば、きっといい関係を築いていけるはずです。