わたしはこれまでずっと、自分は気が小さい性格だと思っていました。
気が小さいことで厄介なのは、人とのコミュニーケーションですね。
人間社会で生きている以上、人とかかわらずに生きていくことなんてできません。
にもかかわらず、自分をうまく表現することができません。
会社の会議のときなんかは、基本的に自分から発言することはありません。
当てられたら答えるという感じでした。
一応、自分で意見を持っていたとしても、レベルの低い意見だと思われて笑われるんじゃないか、あっさり論破されるんじゃないかと思ってしまうんですよね。
家族とか友達ならそういうことはないんですけどね。
今まで人生がうまくいっていないように感じていたのは、この性格が原因なんじゃないかと思っています。
気が弱い自分を改善する方法ってあるんでしょうか?
気が小さいのは性格のせいではない
自分の性格をなんとかした、はっきりと自分を表現できる人間になりたい。
そう思うようになってきたので、改善方法を調べていたところ、意外なことがわかりました。
気が弱い性格って基本的には生まれつきだと思っていました。
でも、じつはそうではありませんでした。
気が弱いのは、単にアウトプットが不足しているからです。
アウトプットには、書く、話す、行動するなどがあります。
このうち、話す事に対する経験が不足しているということです。
話すのが慣れていないからボロが出でてしまう気がする、それが怖くなって話さなくなってしまうんですね。
要するに、話すのが嫌なだけ。
ずっと嫌がっていると、経験値が増えないので永遠に気が小さいままというわけです。
気が小さい自分を改善するには?
原因がわかると、対策の方法が見えやすくなってきます。
人に堂々とはっきり意見が言えるようになるには、場数を踏んでいく必要がありますよね。
でも、経験不足なのでいきなりやってもうまくいくはずがありません。
なので対策の第一段階として、まずは自分の意見を紙に書きだすことから始めます。
紙に書くだけなら、一人でおちついてできますよね。
箇条書きでもいいので、とにかく自分の意見を書きだします。
そして、会議などの場でその紙に書いたことを発言します。
慣れていないうちは、読み上げるだけでも構いません。
それでも、自分の意見は伝わるはずですから。
会議の場など、いきなり本番はきびしいという場合であれば、部屋の中で1人で読み上げるだけでもいいでしょうね。
こうやって少しずつ階段を昇っていけばいけば、徐々に経験値も増えていきます。
いきなり頂上を目指すのではなく、一歩一歩進んでいくことがポイントなんですね。
今までは、気が弱いのは性格なので仕方がないと諦めていましたが、こういった段階を踏めば、確かにコミュニケーションスキルを上げることも可能なはずだと思えてきますよね。
苦手だからできませんと放置するのではなく、少しずつ挑戦していくことが大切なんですよね。