洗面の時以外、自分の歯ってあまり見ないですよね。
というか、鏡のないところでは自分の歯は見えません。
だからなのか、デンタルケアってついつい手を抜きがちになってしまいます。
さらに、わたしは、デンタルケアの方法をよく知らなかったという理由もあります。
でも、ここ数ヶ月わたしは今までの朝晩の歯磨きに加え、夜のみ歯ブラシ以外の3つのアイテムを使ってデンタルケアをしています。
夜、歯を磨いたあとに、まず歯間ブラシ(ゴムブラシのやつ)で全ての歯の間を掃除します。
そのあと、フロスを使って歯間ブラシの届かないところを掃除します。
最後に、歯間ブラシ(細くて細かいブラシのやつ)できれいに仕上げていきます。
時間にして全部で5~6分ぐらいでしょうか。
ここまでデンタルケアをするようになったのには歯を失うことの恐ろしさを想像したからなんです。
大人の歯は一度ダメになってしまうと二度と復活しません。
虫歯になったら、歯医者に行って虫歯の部分を削って樹脂などで埋める。
一度虫歯になった歯は、また虫歯になる可能性が高いです。
歯と詰め物の間に新たな虫歯ができやすくなるからです。
また、詰め物が取れてしまったりすることもあります。
このような場合、再度治療する必要がありますよね。
これを何度か繰り返していると当然その歯はもろくなっていきます。
1本に対し、3回の治療を受けると、その歯の神経を失うリスクが高いそうです。
大体5回の治療で寿命となり、抜歯になるという話を聞いたことがあります。
歯が一本でも無くなると食べ物を噛みづらくなると思うんですよね。
子供のころはちょくちょく歯が痛くなって歯医者に連れていかれたりしていました。
成人してからは、一応朝晩かかさず歯磨きをしていたおかげか、歯が痛くなることはありませんでした。
なので、歯医者に行くこともほとんどありませんでした。
でも、「歯の神経がなくなる」や「抜歯」という言葉を聞くとメチャクチャ怖くなりました。
なぜ怖いかというと「2度ともどらない」からです。
セラミックや入れ歯などもありますが、いろいろ不都合もあると思います。
やっぱり自分の歯が一番いいですよね。
今までは虫歯になっても削ってもらえばいいと思っていましたが、とんでもなかったです。
その恐怖を感じるようになってから、特に虫歯が無くても歯医者に通うようになりました。
歯の定期メンテナンスですね。
通うと言ってもやっぱり仕事の忙しさもあり、歯医者に行く時間をとることがおっくうになり、数年に1度ということもありました。
でも、最近はそれではダメだという考え方になりました。
そこで、少し前に引っ越しをしたこともあり、近所の歯医者へ行ってみました。
メンテナンスは2、3年ぶりぐらいだったので全部の歯をチェックしてもらいました。
レントゲンをとってみると、奥歯に1本だけ虫歯らしき歯があるということでした。
ぬぅ・・・。
虫歯って黒くて目立つものだと思っていたのですが、歯の内部がスカスカになる虫歯もあるということでした。
どうやら、昔治療した詰め物の隙間から内側に少しずつ進行しているようでした。
古い詰め物をとり、もろくなっている虫歯の部分を削り、詰め物をして治療終了。
覚えてないけど、この歯の治療は何回目なんだろう・・・。
今回のをあわせると2回以上は確実なわけです。
もう寿命が近いのではないか・・・怖すぎます・・・ (涙)
歯ブラシだけだと歯の表面しか磨くことが出来ません。
歯と歯の間や生え際も注意しておかないと、将来とりかえしがつかないかもしれません。
これからの自分の人生のために、歯を大事にしていこうと思います。