自分が住む場所を選ぶとき、交通の便がいいことは大切ですよね。
それから、なんといっても部屋の広さも十分にほしいところです。
でもそうなると、どうしてもお金がかかってしまいますよね。
わたしが今住んでいる物件を選んだときも、利便性をとるか、広さをとるかで悩みましたが、最終的に利便性をとりました。
なので、今の部屋はそれほど広くありません。
でも、以前あったベッドやオーディオラックなどの大型家具を処分したことで物が減り、窮屈さは感じずに快適な環境で生活できています。
おかげで、狭くてもいろいろ考えて工夫すれば快適空間は作れるんだということに気づくことが出来ました。
そのなかでも、ウォークインクローゼットを書斎として活用できたのは我ながらいいアイデアだったと思います。
ウォークインクローゼットを一帖書斎にしてみた
今の物件にはウォークインクローゼットがあるんですが、最初のうちは物置として使っていました。
快適に過ごしたかったので居住空間にはできるだけ物を置きたくありませんでした。
だから、普段使わないものはウォークインクローゼットに押し込んでしまっていたんです。
もはや「ウォークイン 」 できないほどでした。
このままでは精神的にも良くないと思い、ようやくウォークインクローゼットの中を整理しようという気持ちになりました。
使っていないものは思い切って処分して物が減っていくと、クローゼット内が意外と広いことに気づきました。
といっても、1帖ほどですけどね。
備え付けの棚があったので、そこに本を並べてみるとなんだか楽しくなってきました。
そして、「机を置けば書斎になるんじゃないか?」と思いました。
余っていたメタルラックがあったので、棚の高さを調節してセッティングしてみると、なかなかいい感じになりました。
扉を開ける前はこんな感じ。
そして、扉をあけると・・・。
こんな感じです。
高い場所にノートパソコンを置いているのは、スタンディングデスクとして使うためです。
座りっぱなしだと作業効率が落ちるということでヨーロッパでは立ったままデスクワークが行なえるスタンディングデスクが普及したいるそうです。
これなら椅子を置く必要もなくなるので、一帖書斎にピッタリです。
椅子を置けないこともないので一応、座って仕事や勉強ができるようにしています。
普通の机なら寸法を変えることができませんが、メタルラックならそれが可能です。
安いし、意外と優秀な家具だと思いますよ。
一帖書斎の欠点
いい感じにつくれた一帖書斎ですが、一つだけ欠点があります。
「狭い」ではありませんよ。
秘密基地みたいで楽しくなるので「狭い」は欠点には感じません。
欠点というのは空調がないことです。
エアコンはリビングにあるんですが、一帖書斎まで十分な風が届かないんです。
なので、夏は暑いし冬は寒いという状況になってしまいます。
そして、長時間いると酸素が薄くなっているのか、なんだか息苦しい・・・。
サーキュレーターなどで空気を循環させるようにすれば解決できるかもしれません。
まだ試してみませんが、この問題もいろいろ工夫して克服したいと思っています。
一帖書斎はあくまで第2書斎
リビングにはメインで仕事や勉強をするスペースがあります。
ウォークインクローゼットを活用して一帖書斎をつくりましたが、あくまでサブ利用です。
座りっぱなしで疲れた時や気分を変えたいときなど、比較的短時間で一帖書斎を使っています。
空調問題が解決すれば入りびたるかもしれませんが。
狭い間取りでも工夫次第で快適になります。
第2書斎があるというのはなんだか贅沢な感じがして気分がいいんですよね。
人生も創意工夫で好転させていきたいと思っています。