何年か前に、マーガリンに対して批判的な意見が集中しましたよね。
「食べるプラスチック」だとか「外国では使用を禁止されている」とか、いろいろ言われていました。
マーガリンって市販されているほぼ全てのパンで使用されています。
わたしはパン好きなので、朝食は食パンを食べることが多かったです。
でも今はマーガリンが気になるので、パンはほとんど食べなくなりました。
食事はほとんどご飯食になりました。
ところが最近、炊飯ジャーでご飯を炊くんですが、蒸気口から吹きこぼれが起こるようになりました。
床に飛び散るので後始末が結構大変なんですよね。
今まではちゃんと使えてたのに、なんで吹きこぼれるんだろうとネットで調べてみました。
すると吹きこぼれの原因は主に2つで、「水の量を間違えている」または「パッキンがダメになっている」のどちらかの可能性が高いというのです。
水の量は今までどおりだし、内釜の目盛りにも合わせています。
となると、パッキンかなと思ったので確認してみましたが、素人目には特に問題ないように見えるんですよね。
パッキンを変えても必ず解決する保証はありません。
これなら、新しい炊飯器を買ったほうが無難な気がします。
今使っている炊飯ジャーの購入したのは 2013年5月だから、6年半ほど使っているのか・・・。
買い替え時かもしれないけど、見た目は目立つ汚れもなくキレイなので、もう少し使いたかった気もしますが仕方がありません。
炊飯は鍋で簡単にできる
新しい炊飯ジャーを買うとなると当然ですがお金がかかります。
さらに、今の炊飯ジャーを処分するのにもお金がかかります。
う~ん、できれば余計な出費は避けたい。
そもそも、ご飯って炊飯ジャーでしか炊けないのか?という素朴な疑問がわきました。
でも、なんとなく江戸時代のように大きな釜とか薪がないとダメなイメージがある・・・。
そこで、またまたネットで調べてみました。
そして調べた結果、炊飯って土鍋で簡単にできるということがわかりました。
!!そういえば、水炊き用の鍋があったはず。
最近はお鍋をほとんどしなくなっていたので思い切って処分しようかどうか迷っていたところです。
余っていた土鍋が炊飯に使えるとなれば有効利用になるし、お金もかかりません。
かなりテンションが上がってきました!!
土鍋でご飯を炊く
さっそく、キッチンの戸棚からしばらく眠っていた土鍋を取り出します。
大きい鍋なので、ご飯の量は5合で炊いてみたいと思います。
土鍋炊飯の準備(30分)
土鍋炊飯の前にはお米をしばらく水に浸しておかないといけません。
これをしておかないと、炊きあがった時、お米の真ん中まで火が届かず、芯が残ってしまう可能性があるからです。
いつも通りお米を研いでから30分ほど水に浸しておきます。
それをざるにあげ、土鍋に投入します。
水の量はお米1合に対し200mlが目安です。
今回は5合なので、200ml × 5合でちょうど1リットルの水を入れます。
そうしたら、いよいよ火入れです。
土鍋に火を入れる(15分)
土鍋にフタをして、いきなり強火にして沸騰させます。
5分ぐらいでフタの穴から勢いよく蒸気が吹き出て沸騰します。
そしたら、今度は弱火にして10分炊きます。
忘れないようにキッチンタイマーを10分に設定します。
10分経つと、フタの穴からの蒸気が弱まり、耳をすますとパチパチと音がします。
水分が少なくなっている証拠です。
お米に水分が行きわたったということですね。
念のため、ここでフタを少し開けて中を確認します。
うん、いい感じになってる。
このとき、おかゆのように水分が残っている場合は様子を確認しながら弱火でもう少し炊く必要があります。
そうでなければOKなので、ここで火を止めます。
仕上げにご飯を蒸す(15分)
火を止めたら仕上げにフタをしたまま15分蒸らします。
フタを開ければふっくらとしたご飯の出来上がりです。
土鍋ご飯の感想
土鍋で炊いたご飯を食べてみた感想は、ご飯を噛んだ時、ジュワッとお米のうまみと水分が口の中に広がる感じでおいしいですね。
冷めても水分がしっかり閉じ込められているせいか、パサパサ感は感じませんでした。
それにしても、炊飯ジャーを使わずに結構簡単に炊けるもんなんだということが驚きでした。
炊飯ジャーで5合のご飯を炊くとなると1時間以上はかかるんじゃないでしょうか。
土鍋を使えば、お米の浸け置きを含めても1時間で出来上がります。
(まあ、高級機種で炊けば早いのかもしれませんが。)
そして割れない限り、炊飯ジャーのように故障もありません。
炊飯ジャーより安上がりというわけですね。
つまり、「うまい、早い、安い」と言えるんじゃないでしょうか。
わたしの土鍋は実家からのいただきものです。
以前、鍋をしたくなって実家に余っている鍋はないかと聞いたところ、あるということだったので、送ってもらったんです。
今度、実家に帰った時にしっかりお礼を言っておこう。
今、海外では健康志向で日本食に注目が集まっています。
人生を幸せにおくるには健康は必須です。
これからしばらく土鍋でご飯を炊き、ご飯食中心の生活スタイルにしていこうと思っています。