クリスマスまであと10日ほど。それが終わるといよいよ今年も終わりです。
どんどん年末が近づいてきました。
寒い日も続くようになってきましたね。
寒い日に大活躍する暖房器具はこたつです。
こたつって室町時代からあったみたいです。
こたつといえば電気こたつだけだと思っていたので、ちょっと驚きました。
ということは、江戸時代には当たり前にあったものだったんですね。
囲炉裏に枠組みを作って、そのうえに布団をかけていたんだとか。
囲炉裏に布団って、布団が燃えてしまったりしなかったんでしょうかね。
令和の時代でもこたつは健在です。
暖房器具の中では個人的にこたつは最強ツールだと思います。
エアコンやストーブは部屋全体をあたためてくれます。
それに対しこたつは、ピンポイントかつ熱が逃げないという利点があります。
わたしはこたつに入ると体も中にいれてしまい、首だけ出して。座椅子にもたれかかるスタイルが好きです。
でも、こたつにはデメリットがとても多いということに気付きました。
こたつのデメリット
こたつのデメリットとは次のようなものです。
脱水状態になる
こたつの中は熱が逃げないのでとても暖かです。
冷えきった体もこたつに5分ほど入っていれば幸せになれますよね。
そうやって体が温まってくるとうとうとして眠くなってきます。
そして眠ってしまうこともありますが、実はこれが体にとっては良くありません。
知らず知らずのうちに体の中の水分が蒸発し、脱水状態になってしまいます。
気持ちいいからといってうっかり眠ってしまうと危険だという事は知っておきましょう。
場所をとる
こたつはとにかく場所をとります。
こたつ本体も場所をとりますが、こたつ布団が広がるのでさらに場所をとります。
そして、冬以外の使わない時期は物置などに収納しますが、やっぱりこたつ布団ともども場所をとります。
広い家ならまだしも、一人暮らしをしている場合は部屋を広く使えなくなるので考えものですね。
動けなくなる
こたつがあると、生活自体がこたつ中心の生活になります。
ご飯を食べる時もテレビを見る時もこたつに入ったまますることになります。
こたつから出ると寒いので、こたつに入る時間が長くなります。
シャワーを浴びるためにお風呂場に行くことも、寝るためにベッドへ向かうことも億劫になってきます。
また、こたつの中でいつの間にか眠ってしまい、気づいたら朝だったなんてこともあるかもしれません。
こたつは人間を怠惰にしてしまう強力な魔力を持っていると思います。
睡眠の質が下がる
こたつは睡眠の質を下げてしまう原因になりやすいアイテムです。
こたつから出てすぐに布団に入って眠ろうとすると体温が高くなっているので眠りにつきにくくなります。
寝付きを良くするためには、体温が徐々に下がっていることが条件になります。
寝る前の理想的な行動は、寝る2~3時間前にお風呂で温かい湯船につかり、その後は間接照明などの少し暗めの部屋で読書をするなど、ゆったり過ごすことです。
こうすれば体温が低くなった状態で布団に入ることができ寝付きが良くなります。
寝る直前までこたつに入っているのは良い睡眠につながらないんですね。
こたつにさよなら
こたつは暖房器具の中でも最強だと思っていますが、デメリットもかなり多いので、わたしはこたつを使うことをやめました。
暖房にはエアコンを使っています。
最近のエアコンは省エネなのでつけっぱなしにしています。
こまめに電源をきると電気代が高くなるということもあるみたいです。
今では、こたつがないことで部屋が広々使えるし、怠惰になることもないので快適に過ごせています。