人生を変えていきたいと本気で思うようになってから、わたしは読書する機会が増えました。
以前に比べると、本を買う頻度が圧倒的に高くなっています。
いろんな本を買っていると、中には内容が難しい本もでてきます。
買う前って一番モチベーションが高い時なので、すごくワクワクしているんですが、買った後にいざ読もうとすると、なかなか読み進めることができません。
がんばってページをめくって読み進めていくんですが、そのうちすぐに眠くなってくるんですよね。
そして、「今日はここまでにしておこう」と早々に本を閉じます。
さらに翌日はその本を読むことが苦痛に感じて、読むことすらしなくなってしまいます。
そうなると、少ないページとはいえ、せっかく読み進めた内容もいずれ完全に忘れてしまいますよね。
とてももったいない話です。
難しい本の読み方というか、コツってあったりするんでしょうかね。
脳が疲れていない時間帯に読む
それほど難しくない本を読むなら、移動時間に読むと効率的ですよね。
ホームで電車を待っている時とかにスマホで読むことだってできます。
でも難しい本となると、そうはいきません。
仕事のあとなど、脳が疲れている時に読んだとしても眠くなったり、内容が全然頭にはいってきません。
難しい本を読むときは、脳が疲れていないときに読むことが大切です。
一般的な朝型の生活をおくっている人なら、1日のうち脳がベストな時間帯は起床後の3〜4時間、つまり午前中です。
お昼以降は徐々に脳のパフォーマンスは低下してきます。
でも、会社勤めをしている人は午前中に読書をする時間を確保することはできませんよね。
この場合は、休日の午前中に読むということになります。
一週間のうち、土日の2日間しか読めないと思うかもしれませんが、毎日眠い目をこすりながら読むより、脳がクリアなときに集中して読むほうが効率的です。
難しい本を読む場合は、休日の午前中をしっかりと確保することが重要なんですよね。
最初から全部読もうとしない
本って大体1500円ぐらいしますよね。
めちゃくちゃ高いというわけではありませんが、安くもありません。
せっかくお金を払ったんだから、全部読まないともったいないと思っていまします。
でも、このもったいない精神が本を読めない原因になることが多いんです。
最初から全部読もうという気持ちは捨てて、今の自分に必要なところはどこなのかを探す感じで読み進めていくことが大切です。
新聞を隅から隅まで読む人ってほとんどいませんよね。
興味があったり、自分にとって必要なところだけを探して読んでいっているはずです。
難しい本も同じような感じで読んでいけば、挫折することも少なくなるはずです。
目次を見る
読んでいくうちに内容はわかってくるはずと思い、目次をじっくり見ずに読み始めることも多いと思います。
本を読む前はじっくり目次に目を通し、全体像を把握することが大切です。
そして、気になった箇所があれば、そこから読み始めていきます。
興味があるということは脳が興奮しているということなので、内容が頭に入りやすくなります。
1〜3箇所のポイントを決める
本を一冊読み終わった後、「読破したぞっ!!」という満足感がありますよね。
ところが、数日経つと内容をすっかりわすれてしまっていることも少なくありません。
これではせっかく読んだのに読書にあてた時間がもったいないですよね。
本を読んで知識を得たなら、実際にそれをアウトプットしていかないといけません。
アウトプット、つまり書く、話す、行動するなどですね。
書評を書いてみたり、人に教えたりすると、より記憶に残りやすくなります。
でも、難しい本の内容をすべてアウトプットするのは相当大変です。
本の中から1〜3つアウトプットしていきます。
難しい本であっても、それぐらいなら現実的ですよね。
アウトプットしてみて完全に記憶に定着したら、またその本の中から別の内容を1〜3つアウトプットします。
こうやって少しずつインプットとアウトプットを繰り返していけば、やがて本の内容を完全に知識として自分のものにすることができます。
辞書代わりにするのもアリ
読書は今後の人生において強力な武器になることは確かです。
そうはいっても、難しい本の内容を完全に取り込むのはやっぱり難しいですよね。
そんなときは、辞書代わりとして活用していくのも1つの方法です。
難しい本を読んだとしても、すぐにその知識が役立つとは限りません。
パラパラとページをめくって大体どのへんにどういう内容が書いているのかというのを把握しておくということですね。
内容を完全に理解していなくても、書かれている場所が大体どのへんにあることさえわかっていれば必要になった時、すぐに読むことができます。
難しい本への対応をいくつか紹介してきましたが、万人にピッタリ合う読み方というのはありません。
試行錯誤して、自分に合った読み方を探していくことが大切ですよね。