「食事をするときは、よく噛んで食べましょう」というのはよく聞きますよね。
でも、わたしは「食べ物をよく噛むとどんないい効果があるのか」と問われるとフリーズしてしまいます。
よく噛むことでどんな効果があるのでしょうか?
よく言われる効果としては、以下のようなことです。
- 消化が良くなる
- 唾液がでることで口臭予防になる
ときどき、電車のなかでガムを必死に噛んでいるサラリーマンのおじさんを見かけることがありますよね。
キシリトールのにおいを撒き散らしながら 笑
あれも食事以外のときでも口臭予防しているわけです。
「早食いは出世する」って聞いたことがあるんだけど?
「よく噛むことは良いこと」というのは広く一般的に知られています。
でも、一方で「早食いは出世する」という話も聞いたことがあります。
それぞれ真っ向からぶつかり合う意見ですね。
早食いするとその分時間が節約できるメリットがあります。
食事って1日3回摂るのが一般的です。
たとえば、早食いの人がよく噛む人より、食べるのが10分早いとしたら、1日30分の差が付きます。
1週間なら3.5時間、1ヶ月なら15時間もの時間の節約になりますね。
この時間を読書や勉強など自己啓発に充てれば、そうでない人との差をかなり広げることができるでしょうね。
「チリも積もれば」の典型ではないでしょうか。
以前のわたしは「よく噛む効果」よりも「早食いは出世する」ほうを信じていました。
でも、出世することはありませんでした。
なぜなら、その時間を有効に使っていなかったからです。
早食いしただけで出世できるなら苦労はしませんよね (^_^;)
よく噛むことで実感できた3つの効果
人生を本気で変えていきたいと思うようになってからは、考え方が変わりました。
食事のときは、よく噛むことを意識するようにしてみました。
すると、劇的な変化というわけではありませんが、なんとなく3つの効果を実感しています。
わたしは良く食べるほうですが、食後に胃がよくもたれていました。
あまり噛まずに飲み込んでも、胃は一生懸命消化しようとがんばってくれます。
そんなことは気にすることなく、間食なども多かったわたしは胃にどんどん食べ物を放り込んでいきます。
やっと消化が終わっても、食べ物がどんどん入ってくるので胃は常にフル稼働状態です。
でも、よく噛んで胃に流してあげると胃の負担は軽くなります。
実際、よく噛むようになってからは食後の胃もたれを感じることは少なくなりました。
これが1つ目の実感です。
2つ目の実感としては、集中できる時間が増えたことです。
食べたあとは長時間ずっと眠かったり、集中できないことが多かったです。
でも今では、脳が活性化しているのか集中できる時間が長くなっています。
おそらく、消化のために胃腸に血が集中することが少なくなり脳に回る血流が増えたからなんじゃないかと思っています。
3つ目は体力がつき、疲れにくくなったということです。
これも2つ目と同じく、血が胃腸に集中することなく、全身の血流が良くなっているからではないでしょうか。
倦怠感などがなくなり、自分を律する力がついてきていると実感しています。
最後にちょっと怖いことを・・・
早食いは確かに時間を作ることはできます。
でもその時間と引き換えに内臓にダメージを与え続けることになります。
これは「負のチリ積も」と言えるのではないでしょうか。
近い将来、取り返しのつかない代償となって返ってくるかもしれません。
まとめ
- 食後の胃のむかつきが緩和した
- 脳が活性化し集中力が持続するようになった
- 倦怠感がなくなり、体力がついた