わたしは小さい頃から勉強が苦手でした。
普段から勉強する習慣がなかったので試験などがあるときは直前に勉強を始めて取り繕っていました。
でも、いざ勉強しようとしても集中できないんですよね。
試験が終わると、勉強したことなど全て忘れ去っていました。
当然、試験の結果も悲惨なものでした。
社会に出ると試験をする機会はほとんどなかったので、当然勉強をすることもありません。
そうやって長い期間過ごしてきました。行き当たりばったりの適当人生です。
ところで、昨今の日本はなんとなく暗い雰囲気が漂っている気がします。
政府は景気は回復傾向、ボーナスの平均額が上がったなどと発表したりしますが、将来に不安を抱えている人は相当多いと思います。
わたしもそのうちの一人です。
さすがにこのままではまずいと思い、本なんかを買って勉強を始めてみるんですが、ついついスマホをいじったりテレビを見たりしてしまうんですよね。
一応やる気はあるつもりですが、なかなか集中できないんです。
そこで、集中できない原因は何なのか考えることにしました。
集中できない原因は何?
わたしの部屋はそれほど広くありません。でも、家具や物が少ないので窮屈は感じません。
その理由の1つはテレビやハードディスクレコーダーなどの家電がないからです。
テレビはパソコンで見れるようにしています。
パソコン1台でテレビも録画もインターネットもできるわけです。
勉強するときは、人によっていろんなスタイルがあると思います。
本を読む、インターネットで調べるという人が多いのではないでしょうか。
わたしはインターネットで調べることが多いです。
でもパソコンでテレビが見れてしまうので調べごとをしていても、ついついテレビソフトを起動させてしまいます。
さらにインターネットでショッピングサイトを覗いてみたりします。
テレビやネットショッピングが習慣化してしまっているわけです。
見方を変えるとテレビやネットショッピングがとてもやりやすい環境とも言えます。
「テレビやネットショッピングをするにはとても快適な環境」、じつはこれが勉強に集中できない原因だったんです。
集中できるようにする工夫
わたしの場合、勉強に集中できなかった理由は、「テレビやネットショッピングをするにはとても快適な環境」で勉強しようとしていたからです。
つまり、テレビやネットショッピングがやりにくい、またはできない環境を作れば勉強に集中できる可能性が高まります。
ただ、テレビやネットショッピングができなくなると辛すぎます。
そこでわたしは、パソコンのデスクトップ画面に設置していたテレビとネットショッピングのショートカットを削除しました。
たったこれだけの工夫ですが、効果は抜群でした。
目に入らなくなったので、使用頻度も劇的に減りました。
わたしのようにパソコンでテレビを見ている人は少ないと思います。
ついついテレビを見てしまうという人は、テレビのコンセントを抜いておくだけでも見る回数を減らせると思いますよ。
そして、もう一つ工夫したことがあります。
それは、勉強するときに「海岸の波の音」を流すことにしました。
「波の音が流れている間は勉強や作業に集中する」というルールを作ったわけです。
最初のうちは波の音が流れていても気がそれることはありました。
でも、その都度「あ、気がそれてる、だめだだめだ。集中に戻ろう」と意識していくと徐々に集中できる時間が延びていきました。
海岸の波の音というのはわたしが何となく良さそうと思っただけです。
これはホワイトノイズと呼ばれる鳥のさえずり、川のせせらぎ、自分の好きなBGMなど、なんでもいいと思います。
「集中する」ということに結びつけることが大切です。
音があると集中できないという人は、場所で結びつける方法がいいかもしれませんね。
このまま毎日集中力を高めていけば人生も好転していくと思っています。
まとめ
- 集中できないのは集中できる環境ではないから
- 集中する音や場所をあらかじめ決めておく