仕事や作業をしているとスランプに陥ることって時々ありますよね。
いつもはなんとか時間内で終わらせることができていたのに、なぜか時間オーバーしてしまう・・・。
そうかと思えば、全く進まなくて自己嫌悪に陥ることもあるでしょう。
わたしは新しいことにチャレンジするときによくこのようなスランプにハマります。
少しできてきたかなという時期にしばらくうまくいく状態が続くんですが、ある時それがパタリと止まってしまいます。
今まで出来てきたのになんで??
このスランプからなかなか脱出できないので、自分はやっぱりダメ人間なんだなと落ち込むことも多々ありました。
やらなければいけない、でもなぜかできない!
こんな状態が続くと、メチャクチャ焦ると同時にどんどんモチベーションも下がってしまいます。
完璧主義の罠
世の中には仕事の早い人と遅い人がいます。わたしはハッキリ言って仕事が遅い部類に入ります。
認めたくはないですが、実際仕事が遅いです。
もともと不器用ということもありますが、それ以上に完璧主義の傾向があるからかもしれません。
そもそも、完璧にできる能力なんて持ってないのに。
重要性の低い作業でも目の前のことに目が行ってしまうんですよね。
目の前のことを一生懸命やれば道は開けるとでも思っていたのかもしれません。
そんなものに力を注ぎ込むよりも、もっと他に大事なことがあるはずですが、以前のわたしはそれすら気づいていませんでした。
「木を見て森を見ず 」 の状態ですね。
でも、重要な仕事や作業でも実際に試してみないとわからないこともありますよね。
こういったときはあれこれ考えずに6~7割の出来でいいからとりあえず完成させるほうが成功への近道になります。
質よりもまず完成させることを優先する。
完成してから不具合がでたら、その都度改修していけば最終的にいいものが出来上がるというわけです。
改修をしてはいけないというルールはありません。それなのになぜか一発勝負的な発想になってしまうんですよね。
始める前に「6~7割でいいや」と思うと動きやすくなります。
そういう考え方になってからは、スランプを感じてもあまり落ち込むことなく、とりあえず動けるようになりました。
ノウハウツールの罠
以前のわたしはスランプに陥ると、自分に足りないものがあるんじゃないか、もっと革新的な手法があるんじゃないかと本やインターネットで調べまくっていました。
そんなふうに一発逆転的な発想で情報を集めていました。
たくさんの情報を集めても、そこで満足したり疲れ果ててしまいます。
結局、どれも実践できずにタイムオーバーということがほとんどでした。
いろんなノウハウツールは手元にあるけど、うまく使いこなせないわけです。
いわゆる、ノウハウコレクターと言われている状態ですね。
スランプになるとあれこれ探してしまいがちですが、ツールを増やすのではなく、逆に減らしてみるのも1つの方法です。
いろんなツールや手法に手を出すのではなく、限られたものにしっかりと向かい合うことも大切です。
足し算ではなく、あえて引き算で考えるとスランプの突破口が見えてくるかもしれません。
情報収集などのインプットはたしかに必要です。
でもそれ以上に実践、つまりアウトプットはもっと重要なんですね。
人生を好転させるために、この事はしっかりと覚えておかなければいけないと思っています。
●スランプからの脱出まとめ
- 完璧を追い求めない。
- インプットよりもアウトプットの比率を高くする