毎日忙しい生活を送っていると寝るのが遅くなり、睡眠時間が短くなってしまいがちですよね。
忙しいから仕方のないことなのかもしれません。
でも、睡眠が足りなくなると昼間に猛烈な眠気におそわれたり、倦怠感があって元気がでなかったりと、体調面でいろいろ問題がでてきます。
なので、できるだけ効率的に睡眠をとりたいですよね。
布団に入ったらスッと眠れるのが理想です。
ところが、眠りたいと思ってもなかなか眠れないことも多いですよね。
眠れないときはどうするのがいいんでしょうか。
眠るための環境
「寝よう、寝よう」と気ばかり焦っていると眠れないパターンにハマってしまいます。
そういう場合は自分の意識だけで寝ようとするよりも、寝室の環境を見直してみるのも手です。
寝ることだけに意識が向いて、環境に目を向けていない人って意外と多いんじゃないでしょうか。
光を遮断
眠りに光は大敵です。
できるだけ真っ暗にしておかないと良い睡眠にはつながりません。
特に都会に住んでいる人はそうだと思いますが、真っ暗にすることって意外と難しいですよね。
都会は明るすぎます。
深夜であっても街路灯やコンビニの照明などがありますからね。
そういった外の光が部屋の中に入ってくることも珍しくありません。
ちなみに、わたしの寝室には隣のマンションの共用廊下の灯りが小窓から入ってきてしまいます。
だから部屋の照明を全て消しても結構明るいです。
そういう場合は窓に遮光カーテンをして光を遮断するのが得策です。
遮光のロールスクリーンというのもあります。
すっきりとおしゃれになります。
ちなみにわたしの寝室の窓は縦長で、カーテンを取り付けるには難があったのでロールスクリーンをとりつけました。
照明
寝る前はいきなり真っ暗にするのではなく、少し薄暗い中間の段階をはさんだほうが眠りやすくなります。
最近ではスマホで操作できるLED照明が各メーカーから販売されています。
ONとOFFだけではなく、色を自在に変えることができたり、タイマーをセットすることもできたりと使い勝手がとてもいいです。
わたしはフィリップス社のHUE(ヒュー)を使ってます。
寝る30分前ぐらいから徐々に照明を暗くするようにセットして使っています。
多少コストはかかりますが、試してみる価値はあるんじゃないでしょうか。
清潔な布団
質の良い睡眠のためには布団まわりを清潔に保っておくことも大切です。
最近はベッド派の人が多くなり、布団を干すという人は少ないんじゃないでしょうか。
人間の体のほとんどは水分です。なので、布団の中はかなり湿気がたまってしまいます。
また、湿気の多い状態はダニが発生する原因になります。
寝るときは湿気のないフカフカな状態にしておきたいところです。
晴れの日は布団を干すのが理想ですが、干すのが難しい場合は布団乾燥機が有効です。
わたしはベッドではなく敷布団で寝ていますが、やっぱり毎回布団をベランダに干すのって面倒なんですよね。
布団乾燥機なら機会をセットするだけなのでそれほど苦にはなりません。
ただ、温風を布団の中に送り続けるので部屋の温度が少し上がります。
冬はかえってそれが心地いいんですが、夏場はちょっと暑くなるので干すようにしています。
干した布団で寝ると太陽のにおいがしてそれはそれで心地いいんですけどね。
眠るための行動
環境をみなおしたところで、今度は寝る前の行動にも注意する必要があります。
午後以降のカフェインを避ける
コーヒーの覚醒効果はよく知られていますが、昼間眠いからといってコーヒーを飲むと夜の睡眠に影響がでてきます。
コーヒーや紅茶といったカフェインの強いものは午後以降飲まないようにすることが大切です。
飲むなら午前中。
午前中は集中力も高まる時間帯なので、重要度の高い仕事はさっさと終わらせてしまうと効率的です。
お風呂で湯船に浸かる
体温はほぼ一定と思っている人が多いかもしれませんが、人の体温は1日のうちに最大で2度ほど変化しています。
眠りは体温が下がってきているときにやってきます。
寝る2時間ほど前までにお風呂で湯船に浸かれば、寝るまでの間に体温が下がってきます。
そして眠気がおとずれたところで布団に入るとスムーズな入眠が期待できます。
本を読む
難しい本を読んでいると、途中で眠くなってくることってありますよね。
本の内容を理解しようと脳はフル回転しますが、そのうち疲れたり飽きたりするからです。
これを利用して、寝る前に本を読んで眠くなったタイミングで布団に入れば眠れる確率は大きいですよね。
仮に全然眠気が来なかったとしても、読書ができるので時間が無駄になることはありません。
読書習慣にもつながるので一石二鳥です。
瞑想する
日本ではあまりなじみがありませんが、アメリカでは瞑想は一般的によく知られています。
また、スティーブ・ジョブズや松下幸之助といった成功者達も瞑想を実践していたそうです。
頭がすっきりし、眠る前に穏やかな時間を過ごすことができます。
特にお金がかかることもないので、やって損はないでしょう。
人生において睡眠はとても大切なものです。
ときどき見直して自分に合った睡眠スタイルを見つけていくことが幸せな人生を送るために必要なことだと思います。