以前、このブログでお風呂からあがるときに毎回壁に付着した水滴を拭き取る習慣を身につけたとお話ししました。
長期間、水分を放置してしまうとカビが生えたり石灰化するのであとで大変な思いをすることになります。
もう二度とあんな経験はしたくないという思いから習慣化に至ったわけです。
今ではお風呂は快適に使うことができています。
お風呂場以外にもシンクや洗面台、トイレなど水を使う場所があります。
でもそういった場所の掃除は正直あまりやりたくないですよね。
お風呂場の拭き取りは習慣化できましたが、それ以外の場所の習慣化にはまだ至っていません。
やらなければならないとわかっていても、どうしても見て見ぬふりをしてしまいます。
特にトイレ掃除には強く抵抗を感じてしまいます。
トイレ掃除を重要視する人たち
わたしのようにスルーしてしまう人間がいる反面、掃除を重要視する人がたくさんいらっしゃいます。
パナソニック創業者の松下幸之助さんは、率先してトイレ掃除をされたそうです。
その他、ホンダ創業者の本田宗一郎さんもいらっしゃいますね。
会社の善し悪しを計るには、トイレを見れば分かるそうです。
以前、テレビで成功者の特集を見たことがあります。
その中に、素手でトイレの便器を掃除しているという方がいらっしゃいました。
躊躇なく便器の内側を手でさわりながら掃除をしているんです。
とても衝撃的でした。
ゴム手袋だとうっすらと付着した汚れに気づくことができないからということでした。
この理由には納得できました。
素手でトイレ掃除をした経験はありませんが、洗面台を掃除するときは確かに指先の感覚で汚れを感じ取りながら掃除をしていました。
便器も洗面台と同じような材質でできているのに同じ方法で掃除をするという発想は全くありませんでした。
芸能人ではタモリさんもこの方法でトイレ掃除をしているそうです。
トイレ掃除にこだわりを持っている人が大成功している事例を聞くと「トイレ掃除ぐらいなら自分にもできるかも」という気持ちになり勇気づけられます。
トイレを素手で掃除するというのは細菌の感染リスクを懸念する意見もあるようなので賛否が分かれるところでしょうけどね。
トイレ掃除で人生が変わっていく?
トイレ掃除をすると人生が良い方向に変わっていくのでしょうか。
わたしにはきっとそうであるとは言えませんが、間接的に成功につながっていると思います。
トイレは常にきれいなほうが気持ちいいでしょうし、心にも余裕ができそうですよね。
その心の余裕を作るための一つの方法としてトイレ掃除があり、新たな思考を作り出し、自分の行動が少しずつ改善していくのではないでしょうか。
「お風呂の水滴拭き取り習慣」に続いて、トイレ掃除習慣も身につけられるように考えていきたいと思います。
大きな期待はせず、でも遠い道のりの先に確かに成功につながっていると信じたいですね。