毎日忙しい生活をおくっているといろんな不安がでてきます。
自分の仕事のスキルが低いんじゃないか、人間関係が難しい、10年後や20年後の自分は幸せな生活をおくることができるだろうか、などなど。
何度も転職経験がありますが、このように強い不安がつらかったです。
毎回、転職で新しい会社に入社したときは「今度こそこの会社で生活が安定する!不安ストレスからも解放されるはずだ」と思ってました。
でも、結果はいつも自分の想い描いたものとは違っていました。
最初の1~2年は理想を求めてモチベーションを保てますが、3年、4年と経ってくるとまた不安がでてきてしまうんですよね。
もうダメだと気づいたときには入社から5年ぐらい経っているわけです。
年はとったけど、また一から出直しという負のループに陥っていました。
不安を感じるようになると、ストレスが発生し、自分に自信が持てなくなってしまいます。
何をやってもダメだろうと動けなくなります。
そして、その自信の無さにまたストレスを感じて・・・というようにループしてしまうんですね。
負のループ: 不安→ストレス→挑戦できない→不安
そのときのわたしは、自分が負のループの中にいることすら気づいていなかったのかもしれません。
不安が無かったとしたら・・・
常に不安でしょうがなかったわたしは、不安を消すことを強く望んでいました。
人生を変えていきたいと思うようになってからも、不安は消えていません。
でも、不安が無くなると本当に幸せはやってくるんだろうかと、ふと思いました。
不安がないということはたぶん、その生活に満足している状態だと思います。
満足している状態だと別に何もしなくても問題ないわけです。
何もしなくてもいい生活・・・って本当に幸せなんだろうか?
それって味付けのされていない料理のようなものだと思うんですよね。
塩気も甘みもうまみもない料理を毎日食べるのって辛いですよね (^_^;)
不安との向き合い方
不安を感じるとストレスが発生します。
ストレスって一般的には無くしたほうがいいものと思われがちです。
ストレスを無くして安定した状態を維持したい。
わたしはずっとそう思っていました。
でも、安定させることは危険ということに気づきました。
自転車は常にこぎ続けないと安定しません。
こぐのをやめてしまうと倒れたり、止まってしまいます。
人生もこれと同じで常に変化し続けることで結果として良好な状態を保てるというわけです。
不安に対抗する唯一の方法は変化し続けること。
これに気づいてから、わたしは生活の中で試行錯誤を繰り返すようになりました。
転職を繰り返していたわたしは、上から言われたことをただこなすことしかしていませんでした。
動いてはいるけど、これでは自分の中身は全く変わるはずがありません。
わたしは周りに流されて変化することより、自分の意志で変化すること選びました。
そして変化する前に、どのように変化するかを考える時間と余裕が必要だと思いました。
今では、移動中の電車の待ち時間、お風呂に浸かっているときなど、隙間時間を利用して考える癖がつきました。
小さな変化ですが、これを繰り返していけば自分の求めているものが見えてくる気がするんですよね。
まとめ
- 不安を取り除く唯一の方法は変化しつづけること
- 満足して止まった瞬間から自滅へ向かう
- 挑戦するための時間や余裕を作る