毎日忙しい生活を送っていると、ついつい愚痴をこぼしたくなることってありますよね。
自分はこんなにがんばっているのに、どうして自分の人生はこうもうまくいかないのかと叫びたくなります。
うまくいかないのは自分のいる環境のせいだ、政治のせいだと本気で思っていました。
振り返ってみると、わたしはずっと長い間このような感情で生きていました。
でも一方では、自分の能力が足りない、努力が足りないということも知っていたんですね。
なぜ自分はこんなにダメ人間なんだと自分を責め、自分自身に対しても愚痴をこぼしてしまいます。
こうなると完全に負のループに陥り、抜け出せなくなるんですね。
このように自分自身が悪影響を発しているわけですが、じつは周囲からの悪影響もかなり大きいんです。
愚痴はこぼしてもダメ、聞いてもダメ
自分の思考がネガティブよりもポジティブなほうが良いというのは誰でも知っていることです。
でも、それ以前に周囲の悪影響に触れないようにすることがとても大切なんです。
周囲のネガティブな感情やストレスに触れるだけで、脳に悪影響を及ぼします。
ネガティブな画像や動画、文字を見るだけで知らず知らずのうちに悪影響があるとも言われています。
愚痴はこぼしてもダメだし、聞いてもダメなんです。
わたしも以前は会社での飲み会によく参加していました。
そういった場で出てくる話は大体愚痴なんですよね。
聞いているうちに自分もいつのまにか愚痴っていました。
でも、愚痴っても一時的にはストレスが解消したように感じますが、結局不満は何一つ解決してはいませんでした。
結局、お金と時間の無駄になるわけです。
それに、知らず知らずのうちに脳もネガティブ思考になっていってしまうんです。
また、よく愚痴を言う人って顔つきが意地悪っぽくなるそうです。
目つきが悪い、口元が歪む、眉間のシワがとれなくなるなど。要は老けるわけです。
これはなんとなくわかるような気がしますね (^_^;)
そして類はともを呼ぶということわざの通り、嫌な人しかよってこないようにもなります。
こうやって改めて聞くと愚痴はかなり怖いものに思えてきます。
本当に必要なものに目を向ける
わたしは以前、朝の身支度をしながら、朝の情報番組を毎日見ていました。
でも番組の内容って芸能人ネタが多いですよね。
特に浮気や不祥事ネタになると世間は大盛り上がりな印象です。
こういった情報が盛り上がるのって成功している人たちの転落するようすが気持ちいいということのような気がします。
それって裏を返すと自分は成功していないということが根本にあると思います。
これって自分が愚痴を言っているのと同じことなんではないでしょうか。
これに気づいてから、朝の情報番組は一切見なくなりました。
また、会社でも周りで悪口を言っている人や芸能ネタで盛り上がっている人がいました。
わたしも周囲に溶け込まなければという思いから一時期、話の輪に入っていました。
でも、人生を変えたいと強く思うようになってからは話題に入ることはなくなりました。
自分にとって必要のないもの、悪影響を及ぼすものは切り捨てる必要があることに気づいたからです。
一方で、人に嫌われたくないという感情もでてきてしまいますよね。
でも、人間関係は量ではなく質です。
人間関係だけではなく、物事に対する考え方もそうです。
どうでもいいものと付き合っていると、本当に大切な人や物事と過ごす時間が少なくなるということです。
人生を変えていくためには本当に大切なものを見極めていく必要があるんですね。
まとめ
- 周囲のネガティブな感情やストレスに触れるだけで脳にとって悪影響
- 画像や動画、文字を見るだけでも害がある
- 老ける
- 嫌な人しかよってこない
- マイナスを断ち切り、本当に必要な人、物、事に時間を注ぐ