人生のヒント

一人暮らしで風邪をひいたら、人生が少しずつ変わり始める?

12月上旬だったかな。風邪をひきました。

一人暮らしで風邪をこじらせると大変です。

わたしの場合、いつも風邪のひき始めは、喉からきます。

少し喉がガラガラするなと思ったらうがいをしたり、早めに寝たりします。

そうやって気を付けていたにもかかわらず、そのときはこじらせてしまいました。

特に熱っぽくはないんですが、咳がひどかったんです。

会社勤めをしていたので、会社に電話して有休をとりました。

咳がひどいだけでカラダは普通に動きますが、出勤して周りに風邪をうつすと迷惑になりますからね。

こじらせたとしても、1日あればかなりマシになって会社にいけるだろうと思っていました。

でも、2日目の朝も咳はとまりません。

また会社に連絡し有休をとりました。

3日目もダメで土日をはさんだりして、結局まる一週間ほど休んでしまいました。

会社もそんな状態で来られても困ると思っていたのでしょう。

「ゆっくり休んでしっかり治してね」と言ってくれたので、後ろめたさを感じることなく助かりました (^_^;)

もうすぐ年末年始の休みなのでテンションが上がりつつあるときだったんですけど、こんな落とし穴があるなんて・・・。

でも実は、この思いがけない長いお休みが、わたしの人生を変えるためのきっかけになってくれました。

いままでずっと不安を抱えて生きてきました。

その不安とは、ただただ生活費を稼ぎ続ける生活です。

正社員でしたが、中小企業なので給料は多くありません。

日々の生活を節約しながら一応コツコツ貯金もしていましたが、何かあれば一瞬で吹き飛ぶ貯金額です。

このままの貯金のペースではこの先とても不安です。

普段の生活では仕事や家事の忙しさもあり、この不安は大きくなることはありませんでした。

でも、風邪をひいてずっと家の中で1人でいると、この不安がどんどん大きくなってきました。

そして、この思いがけない休みの間に、「退職」を意識するようになりました。

退職するとなると生活費がなくなるなど、さらに大きな不安がやってきます。

でも、ゆっくり考える時間ができたことで決断できたんですね。

風邪が治ってからのわたしの思考はどんどん変わっていきました。

ダラダラするということが少なくなり、自己啓発や健康面を重視するようになりました。

それからほどなくして会社に退職の旨を伝え、業務の引継ぎを半年間かけて行い、退職しました。

もし、風邪をひいてゆっくり考える時間がなかったら、わたしは今もダラダラとただただ生活費を稼ぐ生活を続けていたと思います。

生活に余裕がないと思考も止まってしまっているような気がします。

これからは会社に頼れなくなったので自分で生活基盤を整えていく必要があります。

お尻に火が付いた状態です。

まだ全然好転はしていませんが、人生を変えていくために試行錯誤していきます。

近い将来、「あのときの風邪を引いた長い休みは人生好転の分岐点だったな」と思えるようにがんばって生きていきたいと思います。

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