社会人になる前は、学校教育という嫌でも勉強しなければいけない環境がありますが、社会人になると自主的でもないかぎり、勉強する機会がありません。
勉強しないと成長もありません。
自分が成長するにはどうすればいいんだろうと思いはしますが、切羽詰まっているわけではないので「今度でいいか」と先送りにして、なかなか勉強する気にならないんですよね。
人は生まれてから学びながら成長していきます。
言葉が話せるようになったり、文字が書けるようになったり。
いつの間にかできるようになっていたという感覚ですが、よくよく考えてみるとすごいことです。
でも今、自分が成長したいと思って何かに取り組んだとしてもなかなかうまくいかず、挫折してしまうことが多いと感じてしまいます。
成長するためのキーワード
成長するためのキーワードは「壁」です。
わたしは以前、システムエンジニアの仕事をしていましたが、元々そういったスキルや知識があったわけではありません。
好きな人なら学生時代から家でパソコンをさわったりしている人が多いですが、わたしは「パソコンってどうやって使うの?」ぐらいのレベルでした。
システム関係の仕事に就きたいとは思っていましたが、まず何を準備して知識をどこから手に入れればいいのか皆目わかりませんでした。
そのころのわたしにはものすごく大きな壁でした。
でも、今はとても便利でめぐまれている時代です。
大きめの本屋にいけば、その手の本はズラリとならんでいます。
本を読めば基礎知識は学べますが、実践はまたちがいます。
わけのわからないエラーなどで悩まされることになります。
でも、他の人も同じようなことで悩んでいることが多いので、 インターネットで調べれば 解決策は結構見つかるんですよね。
頼れる人がいなかったわたしにとっては書籍とインターネットにはかなり助けてもらったので感謝しています。
一見、超えられそうにない壁に見えても、それを超えて意外と成長できるもんだなという感覚を持てるようになったのは、この頃の経験があったからです。
壁が無ければ成長も無い
急に壁が立ちふさがるとモチベーションは一気に下がりますよね。
最初はやる気があっても、壁が出てくると超えれる気がしなくなります。
わたしは今まで何事もこの時点で挫折してあきらめることが多かったです。
たぶん超えられないと思うから、やっても無駄になるだけと思ってしまっていたからです。
このように、「壁」って「良くないもの」というイメージを持っている人も多いと思います。
でも、壁は成長するためには必要なものだったりします。
何度も壁を越えていかないと人は成長できませんからね。
壁が立ちふさがると不安や恐怖に襲われるのでなかなか歓迎できるものではありませんよね。
人生を変えたいと思うようになってから、わたしの前にも壁が次々と立ちふさがります。
成長できるチャンスと考え、壁が来たら楽しめるぐらいのメンタルになれば最強なんじゃないでしょうか。
そんな自分になれるように試行錯誤を繰り返していきたいと思っています。