「時は金なり」、「タイムイズマネー」。
誰でも一度は聞いたことのある言葉ではないでしょうか。
人生において時間とお金はとても大切な資源です。
お金は稼げば手に入りますが、失われた過去の時間は二度と取り戻すことはできません。
当たり前といえば当たり前ですが、これを意識して自分の人生に活用できているのかと言われると返答に困ってしまう人も多いのではないでしょうか。
わたしもそのうちの一人でした。
人生100年時代とも言われるようになりましたが、その一方で少子化、景気悪化、年金問題など将来の不安は大きくなるばかりです。
それでもわたしは人生は長い、時間はたっぷりある、そのうち本気を出すから大丈夫と思っていました。
でも、毎日時間に追われて同じことを繰り返す生活だったので状況は全く好転しません。
ずっと、時間さえあれば、お金さえあればと思いながら生きてきました。
でも、「○○さえあれば」と言う人、たとえば時間をお金で買う感覚がない人って結局実行しないので幸せになる確率が低い人なんですよね。
幸せになれないのは自分のせいではなく、周りのせいだと無意識に思っているわけです。
つまり受け身の考え方ですね。
「○○さえあれば」ではなく、「○○を手に入れるにはどうすればいいか?」という考え方をすることが重要なんです。
とりあえず時間がないと何もできませんからね。
それからのわたしはまず時間を確保するにはどうすればいいかと考え始めました。
いつもダラダラとテレビを見ることをやめたり、移動中の隙間時間を活用するなど生活を見直すと時間を確保できようになりました。
そして、自分の時間は「無料なもの」ではなく、「お金で買うもの」なんだということに気づきました。
時間をお金で買うって具体的にどういうこと?
新聞を購読していると、毎日近所のスーパーやお店のチラシがたくさん入っていますよね。
できるだけ安く購入しようとあちこちのお店を周る人がいます。
たしかに1円でもお金を節約することは大切ですが、こういった人たちは意外と時間を浪費していることに気づいていません。
お金だけに目が行ってしまっているんですね。
10円安い遠くのスーパーに行くよりも、10円高い近くのお店で買うほうがじつはお得なんですよね。
今の時代、アマゾンやネットスーパーがあるので、時間節約のためにわたしはそういったサービスをよく利用しています。
配達料がかかるので店に買いに行くより多少高くなりますが、時間をとられることを考えれば安いものです。
これを人に話すと笑われることが多いので、普段話すことはほとんどありません (^_^;)
ネットで買い物って引きこもりの印象が強いんでしょうかね・・・。
本を買うということも時間の節約と言えます。
本を読めば著者の経験や知識が手に入ります。
自分一人が経験できることなんて限られているし、自分一人で知識を探すのは大変な作業です。
1,500円ほどのお金を払えば、そういった知識が手に入るので人生のショートカットになるわけです。
1,500円という金額だけに目が行ってしまうと「高い」と思ってしまいますが、人生のショートカット、つまり時間の節約と考えることが大切です。
じつは本ってローリスク・ハイリターンなんですよね。
ノウハウコレクターにならないように注意する
本で知識を得ることは人生の時間節約にもなるので自分への投資として良い選択です。
でも、それも度を過ぎると落とし穴にはまってしまいます。
よく言われているのが「ノウハウ・コレクター」ですね。
インプットばかりしていては知識が増えるだけで人生は好転しません。
得た知識をアウトプットして実践していくことが大切です。
時にはやってみたけど自分に合わなかったり、失敗することもよくあります。
でも、その試行錯誤の先に自分にピッタリ合うものに出会えた時、一歩前進できるわけです。
時間を買うという感覚がなければ、幸せな人生を手に入れることはできないのではないでしょうか。
まとめ
- 時間がないことには何も始められない
- 本を買うのはローリスク・ハイリターンなのでおすすめ
- インプットばかりしているとノウハウコレクターになるので注意