日本の社会は群れ社会と言われています。
どこかの集団の中にいないと疎外感を感じてしまいますよね。
そういえば小学校に入るとき、歌がありました。
「1年生になったら~友達100人できるかなっ」って歌です。
ほとんどの人は「100人はムリッ(笑)」って笑って流しますよね。
でも、なんとなくこのころから集団行動に対する執着ができてしまっているように感じます。
そして、最終的に集団行動が嫌いになってしまうのかも。
集団行動が嫌い
わたしはハッキリ言って集団行動が嫌いです。
でも、「集団行動は正しい」と勝手に思い込んでしまっていました。
だから「集団行動が嫌いだ!」と声を大にして言うことができませんでした。
周りを見渡してみても嫌そうにしている人はあまりいません。
こんなふうに考えているのは自分だけなんだと感じ、ますます自分の想いを隠していました。
絶対に悟られないように。
社内行事のお花見やバーベキュー、社員旅行など、行きたくないイベントはたくさんあります。
強制参加ではないので出欠の確認をされますが、断るのが困難な空気なんですよね。
なんとなくですが、世間には「集団行動は正しい」みたいな風潮を感じます。
だから、集団行動しない人は白い目で見られがちです。
こんなふうに感じていたので、わたしは集団行動が嫌いにもかかわらず、それに迎合して生きてきました。
他人を変えるのではなく自分を変える
嫌いなのに迎合する・・・これって精神的によくない状態ですよね。
自分のなかで矛盾した状態が続くと、うつ病になってしまうこともあります。
このような状況はなんとかして変えていかなければ、自分がつぶれてしまいます。
変えるといっても周りを変えることはできません。
他人を変えるよりも自分が変わるほうが簡単です。
わたしが会社に勤めていた時は極力、飲み会などには参加しないようにしていました。
最悪、付き合いが悪いとか思われてもいいと思っていましたから。
さっさと家に帰って読書の時間にあてていました。
知識を身に着ければ今後の人生は好転するはずです。
周りに合わせるような八方美人をやめて、自分のために時間を使っていくことが大切だと思っています。
集団から離れる
自分のために時間を使っていても、集団の中では仕事など、やっぱり周りに合わせなければいけません。
特に会社に勤めていると給料をもらっているので好き勝手はできませんよね。
わたしは今まで周わりに合わせて行動してきましたが、周りに合わせることが必ずしも正しいとは限らないと考えるようになってからは、自由に生きていきたいと強く願うようになりました。
その考えに行き着いてからは迷うことなく会社を辞めました。
引継ぎもしっかり行なったのでスムーズに退職することができました。
これは極端な例ですが、自分を守るために場合によっては集団から勇気をもって離れるのも一つの手です。
集団行動が苦手なのはその集団にいることがストレスだからです。
ストレスを感じるなら別の集団に移ったり、一旦一人になってみるというようなことをしないと自分がつぶれてしまいます。
人は出会いと別れを繰り返していくものという考え方ができるようになったわたしは、そのときの環境に執着することはなくなっていました。
今の環境が全てじゃないことを知り、いろんな経験をして最後に自分に合った場所を見つけられればいいわけですからね。