これまでは体の司令塔は脳だけと言われてきましたが、どうも脳だけではなく、腸も指令を出しているということがわかってきたそうです。
そして、腸の状態、つまり腸内環境が悪いとメンタル面にも悪い影響を与えるというのです。
脳は人間のどの臓器よりも一番高い位置にあります。
その脳が全ての中枢と言われれば確かにそうだと思ってしまいがちで、実際わたしもそう信じてきました。
脳が自分の性格やメンタルを形作っていると思っていました。
でも、腸も脳と同じような司令塔であるとしたら、自分という存在はどこから形作られているのかという不安めいたものを感じるようになりました。
脳がメンタルをコントロールしている?
わたしは、自分という存在やメンタルは脳の中にあって、全ての行動は脳がコントロールしていると思っていました。
「自分=脳」と言ってもいいかもしれません。
でも、腸も脳と同じく指令をだしているとしたら、自分という存在は脳が作り出しているわけでもなさそうですね。
自分の行動は全て自分、つまり脳がコントロールしていると思いがちですが、意外とそうでもないのかもしれません。
腸内環境がメンタルを作り出す!?
インスタント食品や菓子パン、お菓子などすごく好きなんですが、こういった食品がカラダによくないことはよく知られています。
腸内環境には悪玉菌がはびこり、便秘などを引き起こしたり、血液がドロドロになるとも言われていますよね。
血液は全身をめぐっているので、あちこちで悪い症状が出てきます。
特に脳は大量の血液を必要としています。
質の悪い血液を使ったら、質の悪い指令を出してしまうだろうというのも容易に予想できますよね。
これは腸内環境にも言えることです。
腸も司令塔であるなら、やっぱりおかしなことになるだろうというのは予想できます。
こういった状況で作られる自分のメンタルというのも当然おかしくなるでしょう。
以前のわたしは腸内環境なんてほとんど意識していませんでした。
そのときの自分はやっぱりネガティブな性格でした。
ずっと自分はダメ人間なんだと思っていたし、何に対してもやる気がありませんでした。
たぶん、バランスのとれた食事をしていなかったので、腸内環境も悪かったんだと思います。
メンタルは脳だけでなく腸内環境も関係しているとわかれば自然と解決策が見えてきます。
これはある意味、わたしにとっては救いでした。
ダメ人間は何をやってもダメと思っていましたが、とりあえず腸内環境を整えればいいみたいということが知れたからです。
それを知ってからはカラダにとってよくないと言われているものはあまり食べなくなりました。
まずは腸内環境を整える。
目的が決まれば、行動を起こしやすくなります。
そんな生活を続けていると、便秘が改善したり、風邪を引くことも少なくなりました。
そして何より、メンタル面での改善が大きいと感じています。
ネガティブな性格ではなくなってきたみたいです。
もちろん、たまには落ち込むこともありますが、あまり引きずらない感じなんですよね。
このまま続けていけばきっと人生も好転していくんじゃないかという根拠のない自信も持てるようになりました。