数年前までのわたしの部屋はいわゆる汚部屋でした。
その頃は、部屋の掃除はメチャクチャめんどくさいと感じていました。
足の踏み場もないほど散らかってくると、さすがにまずいなと思い、ようやく大掃除に取り掛かります。
掃除中はとにかく大変ですが、掃除が終わってキレイに片付いた部屋はやっぱり気持ちがいいんですよね。
でも、しばらくすると少しずつ部屋が散らかっていき、また汚くなっていきます。
ずっとこれの繰り返しでした。
でも、今の部屋の状況はご覧の通り、スッキリと片付いています。
ってか、なんも無いな・・・。
この状態をずっと維持し続けることに成功しています。
でも、わたしのめんどくさがり屋の性格は変わっていません。
そんなわたしがこの状況をキープできているのは、コツを掴んだからです。
部屋掃除のコツを掴めば、強い意思なんかも必要ないんですよね。
「めんどくさい」と感じないようにするには？
ちらかった部屋を掃除するのがめんどくさくなるのはなぜでしょうか。
ようやく掃除をしようという気になっても、始める前に「時間がかかりそう・・・」、「どこから始めよう？」と思ってしまいますよね。
こんな思考が頭の中でグルグル回りだし、結局「今日はやめておいてまた今度にしよう」となってしまいます。
掃除が「めんどくさい」と感じないようにするには、「時間をかけない」、「迷わない」ような工夫をすることが大切です。
いつでもすぐに取り掛かれるようにしておく
掃除をしようと思ったら、まず掃除道具を用意しないといけません。
掃除機を引っ張り出してきたり、雑巾とバケツを用意したり。
こういったものはいつでもすぐに手にとれる場所に置いておくようにします。
ちなみにわたしの部屋はフローリングです。
汚れをしっかりとるために、基本的に掃除は雑巾がけでやっていました。
雑巾がけはキレイになるんですが、しゃがみながらの移動なので結構疲れるんですよね。
それになんといっても、バケツに水を汲むのがめんどくさい。
なにかいい方法はないかなと考えた末、辿り着いたのがこのモップです。
クイックルワイパーを使う人は多いと思いますが、毎回シートを変えるのが面倒に思ったのでこれにしました。
それに比べ、このモップはから拭きですが、ほこりや髪の毛をしっかり絡めとってくれます。
雑巾がけのようなめんどくささも辛さもありません。
しかも圧倒的に早く掃除が終わります。
で、絡めとったゴミは、専用のプレスチックブラシでゴッソリ落とせます。
モップの柄に装着できるので無くすことはないし、邪魔にもなりません。
そして、こんな感じでモップを置くスペースを設け、掃除をしたいと思ったとき、いつでもすぐに手にとれるようにしています。
実際、デスクワークの合間にコーヒーでも入れようかなと席をたったついでにササッとこれで掃除をすることも多いです。
ほんの3分ほどで終了します。1日に２～３回やることもあります。
掃除がちょっと楽しくなりますよ。
常に床をフラットにしておく
短時間で掃除を終わらせるためには床をフラットにしておくことが一番重要です。
フラットにしておけば、障害物がないのでモップや掃除機をササッとあてるだけで終了します。
床がフラットなのでルンバを買おうかなと思ったこともありましたが、モップのほうが早いし、安いし、確実です。
使ったものは元の位置に戻す
床をフラットな状態を維持するには、家の中の全てのものに戻す場所を決めておく必要があります。
使ったものは床に放置せずに必ずもとの場所に戻すようにしておきます。
掃除をめんどくさいと感じないようにするには、なによりまず床に物を置かないということが一番重要です。
この癖がつくと、常に気持ちのいい空間で生活することができますよ。
最初はプロにお願いするのもアリ
床がフラットな状態なら、ササッと掃除を終わらせることができますが、現時点で床にものが散らかり放題という場合、まずフラットな状態にもっていくまでが大変ですよね。
ものすごく時間もかかってしまうでしょう。
そういった場合は、多少コストはかかりますが、プロにお願いするのも１つの方法です。
自力でやろうとしても、「時間がかかりそう・・・」、「どこから手をつけよう・・・」と考えすぎてなかなか動けないんですよね。
最初はプロに任せたあとは、自分で「いつでもすぐにササッと掃除」でキレイな空間を維持できます。
部屋は心の鏡
今振り返ってみると、わたしが汚部屋で生活していた時は精神的にもどんよりしていたように思います。
小さなことでイライラしたり、お金の使い方が荒かったり。
部屋がキレイになるとイライラすることが減りました。
買い物するときも、買う前に本当に必要かどうかよく考えるようになりました。
あと、買ったとしたらどこに置くかなど、買った後のこともちゃんと考える癖がついたんですよね。
で、いろいろ考えた末、やっぱり必要ないなと思いとどまることも多くなり、無駄遣いも減ってきました。
部屋とそこに住んでいる人の心って鏡のように連動しているんじゃないかなと感じています。
自分の性格を変えるのって結構難しいですよね。
部屋と心が連動しているなら、部屋をキレイにしたほうが簡単だと思うんです。
目に見えて結果もわかるわけですから。
自分の心のためと考えれば、掃除のめんどくささも少しはやわらぐんじゃないでしょうか。