部屋のインテリアって大事ですよね。
自分が一番おちつく部屋なので、できればオシャレな家具でかためたいところです。
インターネットで探せば、とても素敵な家具がたくさん出てきます。
以前のわたしもそうでした。
特に実家を出て初めて一人暮らしを始める時、オシャレな家具を揃えたいと思っていました。
部屋のスペースや雰囲気にピッタリ合う家具を探しているときってとっても楽しいですよね。
そうやって選んで買った家具を、しばらく使っていましたが結局、引っ越しのタイミングで全て廃棄してしまいました。
じゃあ、今の部屋の家具はどうしているのかというと、全てメタルラックです。
メタルラックと言うのは、シンプルなスチール製のラックのことです。
メタルラックを販売しているメーカーは、アイリスオーヤマとドウシシャが有名です。
ドウシシャのメタルラックは、ルミナスというシリーズ名で販売展開されています。
わたしは、アイリスオーヤマを使用しています。
なぜわたしが、オシャレな家具を使わずにメタルラックを使っているのかというと、メタルラックのメリットがわたしにピッタリだからです。
今回は、メタルラックを使うメリットについて紹介していきたいと思います。
メタルラックのメリット
わたしが初めてメタルラックを買ったのは10年以上前です。
いまだにそれらのメタルラックは活躍してくれています。
他の家具は捨てたにもかかわらず、メタルラックをいまだに使い続けているのはメリットがあったからにほかなりません。
部屋のスペースに合わせられる
メタルラックのメリットの1つは、部屋のスペースに合わせやすいということです。
テレビラックや本棚用のセット販売もされているし、ポールのみや棚板のみなどバラ売りもされています。
だから、自分の部屋のスペースにピッタリなものを選ぶことができます。
普通の家具ならお気に入りのデザインのものを見つけても、スペースに合う大きさじゃないことも多く、ガッカリすることもありますよね。
その点、メタルラックならそんな問題はありません。
幅や奥行のサイズが豊富に用意されています。
家具というほど大げさではないけど、、ちょっとした隙間に棚がほしいという場合もありますよね。
そんな時でも、ちょうどいいサイズのメタルラックを見つけることができます。
わたしの場合は、洗面台と洗濯機の間に中途半端なスペースがありました。
そこにメタルラックを置いたら、ジャストフィットしました。
◆◆◆洗面台横
また、メタルラックは引っ越しや部屋の模様替えのときにとても便利です。
パーツの組み換えができるからです。
これは普通の家具には無いメリットなんですよね。
主張しすぎない
メタルラックはポールと棚板で構成されています。
そして棚板を形作っているのはワイヤーです。
なので、見た感じはスカスカのスケルトン状態ですね。
これにより、部屋に設置しても威圧感がありません。
普通の家具はドッシリととしているものが多いですが、メタルラックは主張しすぎないのでどんな場所にも馴染みます。
スケルトン状態であるにもかかわらず、頑丈でタフというところもメリットと言えますね。
移動が楽
普通の家具って家具そのものが重いことが多いですよね。
メタルラックはスカスカのスケルトン状態なので、軽いです。
女性でも移動が楽ちんです。
この軽いというメリットは、引っ越しや模様替えの時にはとても有利です。
分解して運ぶこともできますが、また組み立てなおさないといけないのでめんどくさいですよね。
さらに、ポールの足の部分にキャスターを付ければ、持ち上げなくても押すだけで移動させることができます。
わたしは基本的にメタルラックにはキャスターを付けています。
これなら、掃除するときに移動させて床の済みなどキレイにそうじすることができるんです。
普通の家具なら移動は難しいので、壁と家具の間にはホコリがたまり放題になってしまいがちですよね。
キャスターはなんだか不安定そうでイヤだという場合は、アジャスタをつけることもできます。
用途によって使い分けができるところもメタルラックのメリットですね。
わたしもアジャスタを使ったことがありますが、やっぱり動かせないのは不便だったので結局キャスターをつけています。
何年か前に大きな地震がありましたが、特に倒れたりすることもありませんでした。
一応タイヤロック機能も付いていますが、移動のたびにロックを外すのは面倒なのでわたしはロックしていません。
メッチャ機能性が高い
ここまでいくつかメタルラックのメリットを伝えてきましたが、わたしが一番だと思うメリットは、機能性の高さです。
組み換えができるし、オプションパーツも豊富に揃っているのでアイデア次第で自分にとって一番使いやすい構成にすることができるんです。
わたしは10年以上前にメタルラックのセット商品を3つ買いました。
棚板3段の服を掛けるためのワードローブ、シンプルな5段の棚、そしてスライド棚付きのキッチンラックです。
一気に買ったのではなく、必要になったときに1つずつ買いそろえていきました。
その後、引っ越しをしたときにそれら3つを一旦全て分解して、今の部屋に合うように組みかえました。
今では、パソコンデスク、周辺機器を置くための棚、移動式デスクの3つに変貌しています。
パソコンデスクには新たに買いそろえたオプションパーツを付け、作業しやすい環境を整えることができました。
本を参照しながら、パソコン作業をしたいときって時々ありますよね。
そんなときは、オプションパーツの上にブックスタンドを置けば、それが可能です。
普段使わないときはちょっと邪魔なのでクルッと45度だけ回転させます。
これなら本も邪魔になりません。
こんな感じでオプションパーツは、ちょうどいい本置きになるんですよね。
反対側には、キッチンタイマーを取り付けています。
これは作業効率を上げるためのポモドーロテクニックを使うためです。
これもメタルラックのオプションパーツを組み合わせています。
さらに、こまごました小物も置けますよ。
そして、高く伸びたポールにもオプションパーツを取り付け、スピーカーやペン立てを置いています。
さらにさらに、リラックス効果があると言われている観葉植物を置くこともできます。
観葉植物は普段は日当たりのいい場所においていますが、ときどきここに置いて作業しています。
少し疲れた時にボーッと眺めたりしています。
そして、観葉植物以外のリラックス効果と言えばアロマです。
ここにもオプションパーツをつけて、そこにアロマデュフューザーを置いています。
時々アロマで癒されています。
このオプションパーツは小物をいろんな場所に配置することができます。
必要な場所に必要なだけ設置できるので重宝しています。
そして、さらにメタルラックのポールにはモニターアームを取り付けています。
机の上にモニターを置くと机のスペースが狭くなってしまいますよね。
ポールにアームを付けてモニターを浮かせれば、机を広く使うことができます。
こういった使い方もメタルラックならではのメリットです。
気分を変えたいときはこの棚をデスクとして使っています。
◆◆◆移動式デスク
キャスターが付いているので、家の中のどこへでも移動させることができます。
陽の光を浴びながら仕事したいときは窓際へ。
カーテンを開けると丸見えになるので、閉めたままですが、明るい環境で作業することができます。
◆◆◆窓際
おちついたところで作業したいときはここで。
◆◆◆暗いスペース
閉じこもりたい?ときはこのデスクを移動させます。
狭いキッチンの横を通り抜けて~
◆◆◆キッチン移動中
ここに持ってきます。
◆◆◆さぶ書斎
じつは、この移動式デスクの普段の定位置はここなんです。
必要なときにあっちこっち移動させるわけですね。
そして、座りっぱなしが辛いなと思ったときはノートパソコーンを一番上の棚に置くことでスタンディングデスクとしても使えます。
◆◆◆スタンディングスタイル
一番上の棚には専用の板を敷き、その上にヨガマットを加工したクッションシートを置いています。
◆◆◆シートをめくったところ
このクッションマットは、マウスパッド代わりになるんです。
シート無しでも使うことができます。
◆◆◆シート無し
と、まあこんな感じで、メタルラックはとにかくアイデア次第で機能性がメチャクチャ高くなります。
「このパーツはこうやって使ったら便利になるんじゃないかな?」といろいろ試行錯誤するのも楽しかったりするんですよね。
常識にとらわれない発想を実現できるのがメタルラックのメリットでもあります。
プチDIYでひと手間加えると?
メタルラックの棚板はワイヤーで構成されているのでスカスカです。
それを利用して、こんなふうに金具をとりつけて手作りのスライド式キーボード置きを取り付けることもできます。
スライドレール、板、金具は近所のホームセンターで買ってきました。
普通の家具に取り付けるなら穴をあける必要がありますが、メタルラックなら大丈夫です。
こんなふうに、ちょっとしたDIYでメタルラックの機能性はさらにアップします。
安あがり
10年以上前にセット商品を3つ購入したあとは、オプションパーツをときどき買う程度です。
オプションパーツなので金額もそれほど高くありません。
1つ数百円のものが多いですね。
普通の家具ならパーツを付け足したりすることはできませんからね。
10年以上前なのでよく覚えていませんが、セット商品も数千円で買えて、それほど高くなかったと思います。
そういう意味ではメタルラックは安あがりです。
また、家具をメタルラックで揃えると統一感も出てシンプルです。
一人暮らしの人は重宝するんじゃないでしょうか。
マグネット効果
メタルラックを使っていて気づいたことなんですが、マグネットのものがくっつくんですよね。
ちょっとしたことなんですけど、地味に便利なんですよね。
わたしが使っているイヤホンはマグネット式になっています。
小さなものなんですが、置き場所に困るんですよね。
机の上に置いておいてもいいんですが、ちょっと目ざわりです。
1つでも小物が置いてあると、他のものもついつい置いてしまってちらかりだすんですよね。
わたしはこんなふうにイヤホンの定位置を決めています。
こうすれば、テーブルの上はスッキリします。
100均アイテムと相性がいい
100均ショップにはワイヤー製の小物置きが売られていますよね。
このワイヤー製の小物置きはメタルラックととても相性がいいんです。
掛けるだけで簡単に小物を置くスペースをつくれます。
ペン立てもいい感じで、すぐ手の届くところにあるのでとても便利です。
これもアイデア次第でいろんな使いかたができそうですね。
しかも、100円なので失敗してもダメージは少ないので気軽に買えます。
ワイヤー製の小物置き以外にも探せばもっと相性のいいものが見つかるかもしれませんね。
メタルラックのデメリット
ここまではメタルラックのメリットを伝えてきましたが、デメリットについても書いてみたいと思います。
わたしは、メタルラックをパソコンデスクとして使っています。
パソコンで作業をすることが多いので、座りっぱなしです。
機能性にすぐれているこのパソコンラックはとても快適です。
でも、メタルラックって金属なので、ひんやり冷たいんですよね。
夏ならそのほうが都合がいいんですが、冬の時期は寒いです。
特に足元がめちゃくちゃ冷えます。
よくある普通の机でも冬は足元は冷たいと思うんですが、メタルラックはそれにも増して冷たいです。
わたしは足がむくむなんてことは今までなかったんですが、メタルラックのパソコンデスクを使いだしてから足がむくむようになりました。
この点が唯一のメタルラックのデメリットかなと感じています。
なので、寒くなりだす秋口や冬の時期は足元を温める対策が必要になります。
エアコンを付けていても、足元は冷えてむくんでしまうんですよね。
熱は上へ上へと行ってしまうからです。
ちなみに、夏の時期はむくむことはありません。
というわけで、メタルラックのメリットを中心にお伝えしてきました。
メタルラックは組み換えができるので、再利用がしやすいアイテムです。
なので、基本は「あるものでなんとかしよう」という発想が生まれやすくなります。
わたしは知恵を絞っているうちにいろんな使い方を思いつくことができました。
その都度組みかえて使っているとお金もかかりません。
いろんな意味でメタルラックを選択して良かったと思っています。