日常生活

今後は神頼みしないことにしてみる

12月に突入し、今年もあとわずかになりました。

「もう1年経っちゃったのか・・・」、毎年この時期になると同じ言葉を言っています。

わたしの場合、このセリフが出てくるのは、あまりいい1年ではなかったことを意味しています。

というか、「いい1年だった!」と言えたことが無いような気がする・・・。

というネガティブなことを言うのはやめておきましょう。

話は変わって、ここ数年、わたしは年が明けると厄払いをしに神社へ行っています。

何年か前に、「人生がうまく行かないのは厄が付いているからなんじゃないか?」と、ふと思ったことがきっかけでした。

それまでは神様なんて一切信じていなかったし、神社に行くこともありませんでした。

日本人って無宗教の割には初詣など、毎年神頼みしている人って多いですよね。

初詣は毎年行くもので、行っていない人のほうがおかしいという雰囲気さえ感じます。

そういう風潮に抵抗感があったことも、神社に行かなかった理由の1つでした。

そんなわたしでしたが、今まで神頼みしないことで人生がうまくいっていなかったとしたら、試しにやってみてもいいかなと思うようになりました。

神頼みしたけど特に何もなかった

あいかわらず初詣には行くことはありませんが、1月中旬に厄払い目的で神社へ行くようになりました。

わたしの行っている神社は、地域では有名な厄払い専門の神社です。

毎年平日に行っても、かなりの人で賑わっていました。

厄払いするにはお金が必要です。

その神社では2つのコースがありました。

1つはお札だけを買うコースで金額は5,000円。

もう1つはお札を買って、祈祷もしてもらうコースで金額は10,000円。

お札は木のお札で、家に祀ります。

祈祷は大体100人ぐらいまとめて祈祷してもらいます。

待合室でしばらく待たされて、その後、本堂へ通されます。

時間にすると30分~40分といったところです。

祈祷のほうがお金も時間もかかります。

でも、なんだかありがたそうな気がするし、1年に1回のことなので毎年祈祷してもらっていました。

そして、持ち帰った木のお札は家に祀り、毎日お札の前で手を合わせてお願い事をしていました。

5年ぐらい続けた結果、どうなったかというと・・・

神頼みの効果は特に感じなかった

ということです。

ですよねって気もしますけど。

まあでも、厄除けの神様なので、大きな病気や事故がなかったので効果があったという見方もあります。

これは効果があったと考えるべきなのか・・・。

もともと、小さい頃からずっと大きな病気や事故はなかったんだけどなぁ。

神頼みをする人としない人

神頼みをしてみて、全部無駄だったとは思っていません。

「神頼みは効果がないみたい」という答えのようなものが得れたからです。

神頼みなんて迷信だと決めつけて神頼みしない人もいますよね。

以前のわたしもそうでした。

わたしの場合は、自分の頭の中が全て正しいと思い込んでいたからです。

最近では、まず何でも「やってみる」ということを重要視しています。

トライ&エラーを繰り返していけば、徐々にいい方向に近づいていけるからです。

人生において、この考え方はとても大切だと思っています。

こういう考え方に目を向けられるようになったのは、神頼みがきっかけだったようにも思えます。

そういう意味では、お札と祈祷代の1万円を払う価値はあったのかもしれません。

神頼みの効果は絶対にないの?

わたしは数年間、神頼みを続けて特に効果を感じなかったですが、神頼みが無意味だとも思っていません。

人生のなかで辛いことがあったりすると、神様にすがりたくなることだってありますよね。

日本人は無宗教の人が圧倒的に多いですが、世界的に見ると宗教を信仰してないほうが珍しいんですよね。

宗教を信仰することによって救われている人もいるはずです。

神様の存在を信じている人にとっては神頼みはとても意味のあるものだと思います。

ただ、信仰が行き過ぎると宗教間の対立も起こりえるので、熱心すぎるのは禁物だとも思っています。

その点、日本人は無宗教だけど初詣などは行きますよね。

こんな感じで1年に数回神社に行く程度がむしろ丁度いいんじゃないでしょうか。

わたしは、しばらく神社に行くことはないと思います。

それは神頼みではなく、自分の力で人生を切り開いていきたいと思えるようになったからです。

しばらく神様とはお別れですが、自分で納得できる人生を送れるようになったとき、また神社に行っていみたいと思っています。

そのときは神様に対して新しい見え方が芽生えているかもしれません。

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