人生のヒント

生活空間と精神状態

引っ越しをしてから身についた良い習慣がいくつかあります。

まずは掃除嫌いだったわたしが、掃除をするようになりました。

引っ越し前の部屋では、ときどき粘着テープのコロコロでゴミをとるぐらいでした。

床はフローリングなので雑巾がけをしますが定期的にするわけではなく、こちらもときどきやるという感じでした。

「ときどきやる」というのは、どういうタイミングかというと「今、友達が来てこの部屋の状況を見たとき、その人はどう感じるだろう?」と客観視したときです。

この客観視は、意識的にやっているのではなく、ふとしたタイミングでやって来ます。

なので、やって来なければ汚いままの部屋で生活し続けるわけですね (*´з`)

スーパーやコンビニの袋、水道光熱費の明細、その他いろんなものが床に転がっていてもあまり気にならなかったです。

お風呂の隅にカビが目立ったらカビキラーを吹きかける、コンロ周りも油汚れが目立ってきたら、ようやく掃除するという状態でした。

誰か来るときは、お尻に火がついた状態なので必死で掃除しました (^_^;)

今思い返してみると、すごく怖いなと感じたことがあります。

5年以上前、わたしは通勤で片道2時間40分ぐらいかかる職場に勤めていました。

1日に往復5時間以上なので睡眠時間が少なく、たぶん鬱状態だったと思います。

そのときの部屋は足の踏み場に困るぐらい物が散らかっていました。

食べるものもコンビニ弁当が多くなったり。

負のスパイラルというやつですね。

ただ単に「掃除をする時間がないから部屋が汚くなった」というよりは、部屋の状態と精神の状態の連鎖のようなものを実感しました。

精神状態というのは目に見えないので自分でもなかなか気づきにくいものですよね。

だからわたしは、

部屋の状態 = 精神の状態

と考えるようになり、できるだけ部屋をきれいに保つように心掛けるようになりました。

引っ越しをしてから身についた具体的な習慣の1つとして、毎回お風呂からあがるとき、壁に付いた水滴を拭き取るようになりました。

水分を残したまま長期間放置すると、水分に含まれる成分が石灰化してしまいます。

この状態になると汚れを落とすのがとても大変です。

毎日拭き取ることでそんな苦労をしなくてすみます。

2~3分で済みますので、すぐに習慣化することに成功しました。

今ではお風呂場の水分が石灰化することもカビが生えることもありません。

わたしの場合、すぐに拭けるように、お風呂場内の壁掛けに雑巾を掛けています。

この工夫により、すぐに着手できるし、忘れることもありません。

今では水滴を拭かずにはいられないという状況です 笑

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