わたしは基本的に性格がネガティブなのでよく人生の行き詰まりを感じます。
今までの人生を振り返ってみると、毎日会社に行ったり、友達と飲みに行ったりすることで生きる意味のようなものを無理に設定していたように思います。
そういったことをしていないと人生が行き詰まると感じていたのでしょう。
会社に行くと、何かしらの仕事があるわけなので朝から晩までそれを行ないます。
そうしないと職を失ってしまいますからね。
友達や同僚の誘いに顔を出すのも、また誘ってほしいという願望があったからです。
極端かもしれませんが、仕事や友達を失うことは、生きる意味を失うことのように感じていました。
会社に行かない人、友達がいない人はダメ人間と勝手に思い込んでいました。
でも、人生を変えていこうと決心してからはそういった思い込みがなくなりました。
むしろ、今まで信じていたものを手放したらどうなるんだろうか？という思いがわいてきました。
そして、わたしは勤めていた会社を辞めることにしました。
会社を辞めても何か当てがあるわけではありません。
会社を辞めた途端、当然人生の行き詰まりを感じました。
人生に行き詰まったら自己投資
会社に勤めていた時は他部署の人と意見がぶつかることもありました。
わたしは「一人社内SE」という立場だったので、基本的には「1対多」となります。
そしてわたしは気が弱い性格なので大概打ち負かされるわけです。
そんなときはホントに悔しかったですね。
「なんで会社は一人しかいない状況を放置しておくんだ」、「なんで一人でがんばってるのにこんなに給料が安いんだ」という不満が常にありました。
今思うと、こんな他責の考え方だったからずっと幸せを感じられない生活が続いてたんだなと思います。
会社勤めをしていると、いろんな経験が身に付きます。
でも、基本的にそれらはあくまで「会社の利益のため」が前提になります。
投資の神様と言われるウォーレン・バフェットは、究極の投資は自己投資であると言っています。
わたしは会社のためではなく、「自分の利益のため」に時間を使っていきたいと思いました。
この考え方になってから、会社を辞め、友達の誘いも断り、100％の時間を自分のためだけに使うようになりました。
まあこんなやり方は、なかなか人にはオススメできませんけどね・・・。
自己投資ってまず何したらいいの？
わたしは臆病な性格なので頭で考えすぎて、なかなか実行に移ることができません。
時間をたっぷり作れても、何をしたらいいかわからないんですよね。
「作業興奮」と言う言葉を聞いたことはありますか？
「やる気がでたから作業を始める」のではなく、「作業を始めるとやる気が出る」という人間の心理です。
あれこれ考えるのではなく、とりあえず動くのが吉というわけですね。
この作業興奮を知ってから、カラダを動かすことを重視することにしました。
そのうちの一つがウォーキング習慣です。
朝一でウォーキングすることにより、脳やカラダを活性化させ、その後の作業の挫折を予防しています。
「なんでもいいから、とりあえず動く」、これを続けていると自ずと光が見えてくる実感があります。